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「今のままで幸せ」と思える自分になるための4ステップ

  • 2024.6.2
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あなたも「私は〇〇になったら幸せになれる」が口癖になってない?

昇進したら、体重が5kg減ったら、人間関係が改善したら。未来に関する願望ばかり抱いていると、幸せが遠ざかり、現在に満足できなくなってしまう。幸せは目的地じゃなくて、いますぐに始められる旅の途中にあるものと考えてみてはどうだろう?

うれしいことに、幸せに対する考え方を変え、毎日に幸せを見い出すのは誰にでもできること。そこで今回は「〇〇になったら幸せ」のメンタリティから抜け出して、いますでにある幸せをありがたく受け入れるための4つのステップをイギリス版ウィメンズヘルスから紹介しよう。

ステップ1:「私は〇〇になったら幸せ」という思考のトリガーを特定する

最初のステップは自分のパターンを特定すること。そのためには内なる声に注意深く耳を傾けて。あなたが「私は〇〇になったら幸せになれる」「私は〇〇を達成したら今度こそ幸せになれる」というようなことを言ってしまうのは、どんなときだろう? そのときの状況、感情、欲求に注目してみて。

自己認識は変化を起こすカギ。「〇〇になったら幸せ」という思考が表れる瞬間を自分で認識できるようになって初めて、その思考に自らチャレンジしていける。

ステップ2:内なる声を「私は幸せ。なぜなら〇〇」で置き換える

トリガーを特定したら、「私は〇〇になったら幸せ」という内なる声を「私は幸せ。なぜなら〇〇」で置き換える練習をしよう。いま、この瞬間に喜びをもたらしてくれることを考え、未来に関する思考をいまに関するアファメーションで上書きしてみて。

具体的な例を挙げると:

「体重が5kg減ったら幸せになれる」の代わりに「私は幸せ。なぜなら私は健康的なライフスタイルに向かう正しいステップを踏んでいるから。そのために自分の体が頑張ってくれているのはありがたいこと」

「昇進したら幸せになれる」の代わりに「私は幸せ。なぜなら私はいまの役職で学び、成長しているから。いまの自分に与えられている機会にも感謝している」

その過程で感謝の念が醸成される。いまに感謝することを大事にすれば、自分の人生にすでにある良いことの数々が味わえるようになり、満足感が増す。

ステップ3:旅路の中に喜びを見い出す

幸せは1つの目的地ではなく、人生を構成する無数の小さな瞬間の中にあるもの。他者からの承認や未来のマイルストーンを待つのはやめて、自分が心から楽しめるアクティビティを日常生活に取り入れよう。

寝る前に10分間の読書をしたり、自然の中を歩いたり、大事な人に連絡したりすることで得られる小さな喜びは、着実に積み重なって大きな幸せの土台になる。

その結果、全体的なウェルビーイングも向上する。楽しいアクティビティに取り組むと、ストレスが減り、気分が良くなり、いまを生きる目的がハッキリしてくる。

ステップ4:小さな成功を祝う

大きな目標を追い求めているときは、小さな成功を見逃してしまいがち。でも、こういう小さなマイルストーンを認識して祝うのは、モチベーションと幸せな気分をキープしながら最終目標に向かって突き進む上で重要なこと。

ずっと練習していたヨガのポーズがやっとできるようになった。今日は仕事がはかどった。友達と充実した時間を過ごせた。そんなときは少し時間を取って、自分の成果を大小に関わらず認めてあげよう。

そうすることのメリットはモチベーションが向上すること。小さな成功を祝うと、前向きな行動が強化され、目標に向かって頑張り続けることができるので、結果的に達成感と幸福感がアップする。

幸せは目的地ではなく、そこへ続く旅路にあるということを忘れないで。この4つのステップを踏むことで、いまを大切にするマインドセットが養われ、自分がすでに手にしている幸せに感謝して、目的地へ続く旅路そのものに喜びを見い出せるようになる。

この4つのステップに加えて、感謝を習慣にするのも大事なポイント。

感謝の気持ちは幸福感を高めるための強力なツール。ノートを用意して、自分が感謝していることを1日3つずつ書き出そう。大小に関わらず、人生のポジティブな側面に感謝する“感謝の瞑想”にもトライしてみて。

いまを受け止め、いまに幸せを見つける

「〇〇になったら幸せ」という“未来重視”の考え方から“いま重視”の考え方に切り替えるのは、時間と努力を要すること。でも、その結果ウェルビーイングが向上し、人生に深く感謝できるようになり、幸福感が増幅するなら頑張るだけの価値がある。さあ、あなたも4つのステップを日常生活に取り入れて、「〇〇になったら幸せ」のメンタリティに別れを告げよう。そうすれば、人生という旅路の中に喜びを見い出せるようになるーそれもいますぐ。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Georgie May and Author Of ‘Lucky Girl’ Translation: Ai Igamoto

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