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【志麻さんのおしゃレシピ】炒めて詰めて焼くだけ♪「鶏もも肉のきのこペースト詰め」に挑戦!コクと甘み♡

  • 2024.6.2

伝説の家政婦、志麻さん。すっかり有名人になってしまって、伝説という言葉が似合わなくなってきている気がします。とはいえ、その確かな腕から繰り出す料理の数々は相変わらずの逸品揃い。いつも感心してしまいます。その志麻さんがNHK「みんなのきょうの料理」で詰め物料理を紹介していましたよ。詰め物料理って結構ハードルが高い気がするのですが…これは作ってみないと!


志麻さんの「鶏もも肉のきのこペースト詰め」の材料と作り方

【材料】※2人分
・鶏もも肉…1枚(350g目安)
・まいたけ…1パック(100g目安)
・玉ねぎ…1/2個(100g目安)
・にんにく…1かけ
・塩…3つまみ
・水…大さじ2
・クレソン…適量
・サラダ油…大さじ1+小さじ1
・白こしょう…少々



まいたけは粗みじん切りにしておきます。
玉ねぎは繊維に沿って薄切りにしておきます。
にんにくはみじん切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:45分
1. フライパンにサラダ油大さじ1を弱火で熱し、まいたけ、玉ねぎ、にんにく、塩(適量・分量外)を入れ、軽く混ぜてフタをし、途中混ぜながら約30分間蒸し煮にします。



2. フタを外して中火にして水分が飛ぶまで炒めたら、バットにあけて粗熱を取ります。



3. 鶏肉の皮と身の間に親指を入れて隙間を作り、そこに炒めたきのこペーストを詰め、なるべく平らにします。鶏肉の身側に塩2つまみ、皮に塩1つまみを振り、白こしょうは全体に振ります。


※皮と身の間は案外簡単に広がりますので、破らないようにできるだけ広くしてきのこペーストをたっぷり入れましょう。はみ出そうなときは、端を爪楊枝で止めます。


4. フライパンにサラダ油小さじ1を弱火で熱し、鶏肉の皮側を下にして中強火で焼き目をつけます。



5. 皮にこんがりと焼き色がつき、鶏肉の上面の縁が白くなったら上下を返し、反対側にも焼き色がついたら取り出します。



6. 食べやすく切って器に盛り、クレソンを添えて出来上がりです。



洋食ではよくきのこが使われますが、ペーストにして皮との間に挟むというのは初めてでした。コンソメやブイヨンといった味の要を加えなくても、きのこだけで充分すぎるほどの旨味が凝縮されていました。鶏もも肉は柔らかい皮が苦手という人もいますが、焼き付けているので皮がカリっとした食感になっていて、そこにきのこペーストの旨味と香りが口いっぱいに広がる、贅沢な洋食です。

まいたけは、たんぱく質分解酵素を持っていると言われ、肉を柔らかくしてくれるといううれしい効果があります。なので、この料理のように肉と皮の間に挟んで焼くというのは理に適っているということですね。

このきのこペーストはありがたいことに、冷蔵庫で4~5日ほど保存できます。きのこは案外と水分が多いので、このレシピのようにちゃんと塩を振って火を通して水分を抜いてしまうことが大事です。水分が抜けると、旨味が凝縮するので一石二鳥です。今回のような肉料理はもちろん、魚料理のソースやスープのベースにも使えますので、レパートリーが広がります。

とんでもなくおいしいので、ぜひ作ってみてください!

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