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親子ほどの年の差で恋愛「ありえない」?55歳おじさんに恋をした27歳OLの話

  • 2024.6.2

皆さんは子どものころ思い描いていたような日々を過ごしていますか?よくも悪くも、こんなはずではなかったということがたくさんあるのが人生ではないでしょうか。人生とは不思議なもので、ふとした出会いやタイミングで大きなターニングポイントを迎えることも…。倉間さんの作品『28歳年上の人を好きになりました。』をご紹介します。主人公が出会ったある男性との素敵な恋物語をご紹介します。どうぞご覧ください。

「普通の恋愛」をするんだろうと思っていた

主人公の美咲さんは、子どものころから思っていたことがありました。それは自分も周りのように、同じくらいの年齢の人と付き合い、結婚し、家庭を作っていくのだろう、ということです。

それが、「普通」なんだと思っていた美咲さん。好きな人と同じようなペースで歳を重ねていく人生に何の疑いも持たずに、生きていました。しかし…?

28歳年上の人にナンパされたことで始まった運命

7年付き合った恋人から突然別れを告げられた美咲さん。きっとこの人と結婚するだろうと思っていた美咲さんは大きなショックを受けます。そんなとき、偶然高木さんという男性に声をかけられた美咲さん。そこから奇妙な二人の関係が始まるのでした。

高木さんは55歳。親子ほどの年の差がある二人ですが、美咲さんはどんどん高木さんに惹かれていきます。親子ほど年が離れていたら、恋愛対象としてはあり得ないですか?

美咲さんは、歳の差の相手に恋心を抱き始めた自分に戸惑います。ありえない、普通じゃない。そんな固定観念が美咲さんを縛り付けているのが分かりますよね。

年齢の壁を越えて向き合った二人

親子ほどの年の差という壁に、お互いに悩み距離を取ったり、相手を探ったりと遠回りをした二人ですが、ようやく思いを告げ合うことができました。

先のことは誰にも分かりません。美咲さんと高木さんが、幸せな交際を続けることができるのか、結婚をするのか、二人ですら分からないことですよね。だけど今は、この人といたい、という純粋な思いで向き合う二人はとてもお似合いに見えます。

いくら年齢の壁があっても、普通とは違っていても、お互いを想う気持ちは周りと何も変わりません。これから先も、乗り越える壁は出てくるでしょう。だけど、それも周りの恋人たちと同じです。二人で手を取り合って、壁を乗り越えていってくれたらいいですよね。

著者:ゆずプー

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