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【こんまり流】片づけ成功のポイント伝授!「ときめき」が分からない人向け“すぐできる体験”も

  • 2024.6.1
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こんにちは♪ 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。

過ごしやすい今の時期は、片づけをするのにおすすめの季節です。

そこで今回は「そろそろやってみようかな」と思っている方に、あらためて『こんまり流片づけ』の重要なポイントをお伝えします。最後に、片づけを進める際に大切な判断基準となる「ときめき」を体験する方法もご紹介しますね。

今日ご紹介するいろいろを理解した状態で『こんまり流片づけ』を始めたら、きっと成功できますよ!

こんまりさんの本 こんまり流片づけ
画像:安部綾子

1:「こんまり流片づけ」は日常的にはやらない、たった一度きりの“祭り”!

日常の片づけは、“使ったものを元に戻す”という単純作業がほとんどですよね。使った皿を洗って食器棚に戻す、読んだ本を本棚へ戻す、などです。

『こんまり流』は、そんな毎日の暮らしの中で繰り返し行う「日常の片づけ」とは別のものなんです。

文房具収納 こんまり流片づけ
画像:安部綾子

『こんまり流片づけ』とは、ある一定の期間、集中して行う“片づけ祭り”のこと。家の中にあるすべての物に触れて、自分がときめきを感じる物を選び、すべての物に定位置を作ることなんです。

こんまり流片づけを一度完璧にやり終えると、使ったら元に戻すという日常の片づけや掃除が驚くほど楽になります! いわば、暮らしの土台を作る片づけです。

2:「場所ごと」ではなく、「物ごと」に片づけを進める

『こんまり流片づけ』では、「場所ごと」に片づけをするのではなく、「物ごと」の片づけをするのも特徴です。具体的には、家にあるすべての物を「衣類」「本」「書類」「小物」「思い出」のカテゴリーに分けて、片づけをしていきます。

「物ごと」に片づけを進める理由は、今持っている物の量を知るため。同じ種類の物をどれだけ持っているかを実感することで、自分でも気付いていないようなこれまでの物の持ち方・買い方の癖を知り、これからどうしたいかを考えやすくなります。

片づけ風景 こんまり流片づけ
画像:安部綾子

3:「捨てる」ではなく「ときめくものを選ぶ」

『こんまり流片づけ』の最大のポイントは、「自分がときめくかどうか?」という基準で“残す物”を選んでいくことです。「これは使っていないから捨てていいよね?」というように、捨てる物を探す片づけではありません。

家にある全ての物……というのはとても大掛かりな作業です。「終わるの?」と尻込みしてしまう気持ちもよく分かります。でも大丈夫。こんまり流の順番通りに一つひとつときめきで選び進めていけば、片づけは必ず終わらせることができます。

ときめく物を選んだら、最後にそれぞれの物に「定位置」を作ります。定位置さえ作ることができたら、あとは毎日元に戻すだけ。どんなに片づけが苦手、好きじゃないという人でも毎日の片づけのハードルが下がるのではないでしょうか?

自分が選んだ“ときめく物”だけに囲まれた家の心地良さを一度実感すると、「これを維持したい!」と思えるのです。

リビング こんまり流片づけ
画像:安部綾子

「ときめきがよく分からない」人はぜひやってみて!今すぐできる“ときめき体験”

とはいえ、「ときめく」感覚がまだよく分からない!という方もいると思います。というわけで、今すぐできる「ときめき」を体験する方法をご紹介します。

お客様用、または特別な日のためにしまってある食器はありませんか? グラスでもお皿でもなんでもOKです。

それを出して使ってみましょう。

大切に取ってあるワイングラスに水を入れて飲んでみる。お客様用のティーカップに紅茶を入れて飲んでみる。とっておきのお皿にいつもの料理を盛り付けてみる。こんなふうに今すぐできることで大丈夫ですので、自分のために使ってみましょう。

ときめく食器
画像:安部綾子

ちょっとしたことですが「なんかいいかも♪」と気分が変わりませんでしたか? 「ときめく」とは、この「なんかいいかも♪」の感じです。こんまり流で片づけした後の暮らしを、ちょっぴり感じていただけたのではないでしょうか。

こんまり流片づけは、このようにときめく物に囲まれる心地よい空間を広げてくれます。さわやかなこの季節にぜひやってみてくださいね。(文/安部綾子)
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