1. トップ
  2. グルメ
  3. 自由なスパイス使いが光る!カレー店〈Curry Spice Gelateria KALPASI〉のジェラート

自由なスパイス使いが光る!カレー店〈Curry Spice Gelateria KALPASI〉のジェラート

  • 2024.6.4
〈Curry Spice Gelateria KALPASI〉のジェラート

氷点下の世界で香りと刺激を操るカレー店のジェラート

人気カレー店〈Kalpasi〉が2号店でジェラートを始めた理由は、「愛好家のみならず、もっと多くの人にうちのカレーを知ってほしくて」と、内田佳輔店長。間口を広げるべく、白羽の矢を立てたのが老若男女に愛されるジェラート。やるからには得意とする素材でと、8種すべてにスパイスを使う。

スイーツとの親和性は高く、ほとんどがアイスに使えるというが、難しいのは、湯気が立たない氷点下の世界で香りや刺激を出すこと。合わせる素材によって強弱をつけながら、飴がけやローストなど工夫を凝らしてそれを実現している。

クラフトコーラ、花椒ショコラーデ、ウーシャンフェン杏仁、ブルーチーズ ローストクミンシード
クラフトコーラ(クローブ、フェンネル、オールスパイス、シナモン、カルダモン、黒コショウ、アニスを煮出して作った自家製のクラフトコーラをソルベに。スパイシーですっきりした夏向き。)/ウーシャンフェン杏仁((閃(ひらめ)きから誕生したという、中国の代表的なミックススパイス、ウーシャンフェン(五香粉)と杏仁の組み合わせ。杏仁の優しい甘さに独特の五香粉がほんのり香り、食べやすい。)/花椒ショコラコーデ(花椒(ホワジャオ)を挽いてミルクで煮出し、そこにクーベルチュールを合わせて、濃厚な仕上がりに。チョコレートの風味に負けじと効かせた花椒の、ピリリとした刺激と余韻が鮮やか。)/ブルーチーズ ローストクミンシード(ローストして飴がけしたクミンをクセの強いブルーチーズと合わせた、特徴的な味わい。飴がけすることで、クミンが口の中で弾けて風味を感じやすく、食感のアクセントにも。)
ピンクグレープフルーツ ティンブール、焦がしマスタードシード ココナッツ、カルダモン マスカルポーネ ラッシー、マサラチャイ
ピンクグレープフルーツ ティンブール(グレープフルーツの果汁に、粉末にしたネパールの山椒ティンブールを混ぜたソルベ。柑橘の爽やかさの後に、ティンブール独特の柑橘系の香りや痺(しび)れ感が追いかけてくる。)/カルダモン マスカルポーネ ラッシー(マスカルポーネチーズのコク、ヨーグルトの酸味の中に感じる、煮出して抽出したグリーンカルダモンの清涼感が心地よい。親しみやすく、飽きのこない味で、人気ナンバーワン。)/焦がしマスタードシード ココナッツ(ココナッツミルクにローストしたマスタードシードを混ぜて、練り上げてある。ココナッツミルクの甘く優しい風味に、じんわりとした辛味とプチプチした食感がよきアクセント。)/マサラチャイ(クローブ、フェンネル、オールスパイス、シナモン、カルダモン、黒コショウを使ったチャイをジェラートに。強めに煮出してあるので、温かいチャイと変わらないスパイス感。)

Information

Curry Spice Gelateria KALPASI(カレースパイスジェラテリア カルパシ)

その日の8種から2種チョイスで550円。
住所:東京都世田谷区北沢2−12−2
TEL:なし
営:11時30分~21時(20時LO)
休:木曜
instagram:@kalpasi_shimokitazawa

 

元記事で読む
の記事をもっとみる