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ドラマとドキュメンタリーが一体化。映画『バティモン5 望まれざる者』独自の撮影現場風景を捉えたメイキング映像が解禁

  • 2024.6.1
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© SRAB FILMS - LYLY FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - PANACHE PRODUCTIONS - LA COMPAGNIE CINÉMATOGRAPHIQUE – 2023

前作『レ・ミゼラブル』でその名を世界に轟かせたフランスの新進気鋭監督ラジ・リが、“排除”と“怒り”の衝突を描いた緊迫の最新作『バティモン5 望まれざる者』が現在絶賛公開中だ。この度、ドラマとドキュメンタリーが混在するような、ラジ・リ監督ならではの撮影現場風景を記録した、メイキング映像が解禁された。
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⚫️この場所で生きる権利を奪うのか奪われるのか——
パリに実在するスラムの実態に迫る怒涛の衝撃作

移⺠たちの居住団地群の一画=バティモン5の一掃を目論む「行政」とそれに反発する「住人」による、“排除”vs“怒り”の衝突。本作では、恐れと不満の積み重ねが徐々に両者間の溝を深くし、憎しみのボルテージが加速していく様が息もつかせぬ緊迫感で描かれる。

このコミュニティ内にある「権力」「革新」「暴力」の3つの視点を交錯させることでバンリュー地区の実態、ひいては花の都パリの知られざる“暗部”を炙り出していく。この街で不都合なものとは一体何なのか、望まれざる存在とは何を指すのか――その真髄を映し出した本作は、まさにラジ・リ監督の真骨頂と言えるだろう。

2024年夏季五輪を控えて盛り上がりを見せるパリ。世界的な注目を集める大都市が人知れず抱え続ける問題を、サスペンスフルかつエモーショナルにクローズアップした衝撃作がここに誕生した。

メイキング映像は、ラジ・リ監督が実際にバンリュー地区に住むエキストラたちと様々な対話しながら演技指導し、撮影を進めていく様子を捉えたもの。市⻑の横暴に耐えかねた住人たちが、新しいリーダー“アビー”を擁立するためにデモを決行するシーンでは、エキストラが「自分の権利のために意見を表明したい」「もうウンザリだからね」と実際の生活を語りながら、リアルな気持ちのままで撮影に参し、結果、ドラマとドキュメンタリーが一体化したような映像へと昇華させていく手法も捉えられている。ほかを撮るために声をあげながら、必死で現場を駆け巡る監督の姿も!

なお、6/1(土)、6/2(日)の2日間限定で、本作をイメージしたグラフィティアートがデザインされたポストカード2種が第2弾入場者プレゼントとして実施されることも決定。本作の日本版ポスターのデザイナーでもあるグラフィック・デザイナーの椚田透が手がけた本ビジュアルは「バンリューの出口なき混沌」をコンセプトに、団地、移⺠たちの姿を色彩豊かにアート性高く表現。混沌とした中にも強さが捉えられたデザインとなっている。

【第2弾:入場者プレゼント】
・配布物
オリジナルイラスト・ポストカード(2種)*非売品
・配布期間
6/1(土)~6/2(日)
・配布場所
新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町
※プレゼントはご入場時に先着で、お一人様につき二枚のお渡しとなります。
※6/1(土)~6/2(日)の2日間の各日先着・数量限定につき、無くなり次第終了となります。

【作品情報】
監督・脚本:ラジ・リ『レ・ミゼラブル』
出演:アンタ・ディアウ、アレクシス・マネンティ、アリストート・ルインドゥラ、スティーヴ・ティアンチュー、オレリア・プティ、ジャンヌ・バリバール
2023 年/フランス・ベルギー/シネマスコープ/105 分/カラー/仏語・英語・亜語/5.1ch/原題:BÂTIMENT 5/字幕翻訳:宮坂愛/映倫区分 G
配給:STAR CHANNEL MOVIES/後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

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