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誰に相談がベスト? 「離婚回避」に成功したママのエピソード4選

  • 2016.2.27
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【ママからのご相談】

5歳と7歳の子どもがいる専業主婦です。主人からいきなり離婚届を渡され数日後には家を出て行ってしまいました。

電話やメール、LINEにも出てくれません。

昨日、代理人だという弁護士さんから連絡が来て、以後は弁護士が法的な離婚の手続きを進めていくので、主人に直接連絡を取らないようにと高圧的に言われました。

主人とはケンカもよくしたし性格の不一致もありますが子どものためにも離婚したくありません。

でも、私には弁護士をつけるお金もありません。どうすればいいのでしょうか。

●A. 弁護士を雇う前に離婚回避のためにできることをやってみましょう!

こんにちは。ライターのakiです。

私の周囲にも同じような経験をした女性が何人かいます。

夫は弁護士をつけて交戦してきますが、残された妻には弁護士に相談するお金もない。法的な知識もない。不安の中戦わなければなりません。

そこで、実際に同じような境遇にいながら、ご主人と和解をされた方々にアドバイスをいただきました。

●離婚回避に成功したエピソード4つ

●(1)夫の友人に相談をする

『主人が出て行って連絡が取れなくなってしまったときに、私は思い切って主人の親友に相談をしてみました。案の定、心配して仲をとりもってくれました 。結果、主人とは調停前に和解をすることができました』(30代・子どもなし専業主婦)

まず、共通の友人(できれば相手側の親友)に相談をしてみるといいと思います。

よく、会社の上司や結婚式の仲人にこの手の相談をする人もいらっしゃいますが、夫の体裁に関わる人物への相談はやめたほうがいいと思います。

本音で語れる親友の方に相談をするほうが解決しやすい でしょう。

●(2)法テラスで弁護士の先生に無料相談をする

『無料で1時間程度の相談をしてくれる法テラス で弁護士の方に会いました。離婚の原因が、性格の不一致なのか旦那さんの浮気なのかによっても以後の動き方が変わってきます。私の場合は、姑(夫の母)と私の不仲から夫との亀裂が生じました。そのときは弁護士の先生から、法的に見て私が裁判離婚させられるような落度はないのでそのまま離婚しないという意思表示をしていれば大丈夫とアドバイスをいただき安心しました』(30代女性・子どもあり専業主婦)

専業主婦だと、弁護士の先生に着手金や相談料(これだけで20万円前後)を支払える余裕がありません。

そこで、法テラスを利用すると無料で1時間ほど相談にのってもらえます。ここで聞きたいことを相談するといいでしょう。

ただ、1時間以上になるとお金が発生 します。

時間内に相談を終えれるようあらかじめノート1枚分に経緯と尋ねたいことを要約しておき最初に読んでもらうと話がスムーズに進みます。

余裕があれば和解に向けて以後具体的にどう動けばいいのかも聞いておきましょう。

●(3)離婚カウンセラーに相談をする

『私は夫が出て行った事実に相当傷つきました。法テラスに行って弁護士の先生とお話しをしても法的な段取りを説明されるばかりで気持ちがついていきませんでした。そこで、離婚カウンセラーの方と会ったのですが、私の話をじっくり聞いてもらえてなおかつ的確なアドバイスもしていただき良かったです』(40代女性・子どもあり専業主婦)

弁護士と同じくらい法の知識があり、なおかつこちらの心情に寄り添った精神的なアドバイスもしてくれるのが離婚カウンセラーです。

気持ちが整理できていない人は、まず離婚カウンセラーの方とじっくりお話しをして心を落ち着かせて以後の対応策を考えてみるといいかもしれません。

●(4)円満調停の申立てをしてみる

『夫の弁護士から離婚調停の申立が届きました。私は、離婚に応じる気は一切ありませんでした。その意思表示も込めて円満調停の申立 をこちらからしてみました』(30代女性・子どもあり専業主婦)

離婚は双方の同意がなければできませんので、こちらに落ち度がないのであれば、「離婚に応じません」ときぜんとしていればいいのです。

ただ、こちらから前向きに和解をしたければ第3者の調停委員を入れて話し合える円満調停を申し立てる のもひとつの手です。

申立のやり方は簡単です。戸籍謄本を用意して近くの家庭裁判所に行くと、手続きのやり方を教えてもらえます。

7枚ほどの指定の用紙に必要事項を記入して、あとは収入印紙と切手を用意して提出するだけです。

2週間後には家裁から相手へ通達がなされます。

この手続き、弁護士に頼むと10万円ほどかかります。

平日に行くと2時間ほどで完了しますし、簡単なので自分でやってみるのをおすすめします。

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以上です。

離婚を言い渡されるととても傷つき、精神的につらい思いをします。

でも、離婚をしたくないという意思があるのであれば、必ず和解への道はひらきます。ぜひこれらを参考にしてみてください。

●ライター/aki(中高英語教員)

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