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「いっつも遅いなって」発達障がいがあった娘、診断後の変化に母が思うこと

  • 2024.5.31

はちみつこ(@hachi_mitsu89)さんの友達・ちっちゃんの娘・ちいちゃんは5歳の時に発達検査を勧められますが、夫の反対もあり検査を受けないまま小学生へ。しかし、先生から一斉指示が通らなかったり困ったりしている様子があると伝えられます。先生の勧めもあり発達診断を受けると、自閉症スペクトラムとの診断。苦手なことがわかり、先生や友達はさまざまな面でちいちゃんをサポートしてくれるようになります。『5歳娘の発達に向き合った話』どうぞご覧ください。

発達検査の結果が出たことで変わったこと

病院で発達検査を受け、自閉症スペクトラムと診断を受けたちいちゃん。視覚から情報を得ることが得意で、耳からの情報は苦手だということがわかりました。先生にそのことを伝えると、ちいちゃんのために視覚支援をしてくれるように。

病名が出たことにショックな気持ちもあったと思いますが、苦手なことがわかり対策がわかるようになったことはとても大事なことですよね。先生もちいちゃんの特性を知ることで適切な指示の仕方や、サポートができるようになりました。発達診断を受けたからこその結果ですね。

友達もサポートしてくれるようになった

クラスの男の子に「ちいはいつも遅い」と言われたと落ち込んで帰宅したちいちゃん。言い返せずにいたちいちゃんを友達が助けてくれたとうれししそうに話してくれました。その話を聞き、思わず胸にくるものがあったりっちゃん。

子ども同士ですから、さまざまなことが日々あるとは思います。でも、ちいちゃんのことを理解してくれる子が周りにいて、気にかけてくれることは本当にうれしいことですよね。特性ゆえの困りごともあるでしょうが、1人でできないことも周囲のサポートがあればきっと乗り越えられるのではないかなと思います。

いろいろなことが頭をよぎる

療育に通い始め、状況が改善したように見えるちいちゃん。しかし、りっちゃんはもっと早くに発達検査を受けていたら…と自分の選択を振り返ってしまうことがあるそうです。発達検査に反対だった夫に対し強く言えなかったことも心残りに思っているようです。

発達検査をする意味は苦手やことや必要な支援を明らかにすること。しかし、りっちゃんの夫のように発達検査に対しネガティブなイメージを持っている方もいるようです。家族の中で意見が分かれた時、何が一番子どものためになるのかを考えて選択できるのが理想的。でも、もしわからないときは第三者の意見を聞いてみるのもいいと思います。

はちみつこさんの友人・りっちゃんのように子どもの発達に悩んでいる方に届いてほしいエピソード漫画でした。

著者:ママリ編集部

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