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中島裕翔“大輔”「君がいないと寂しい」 恋愛ドラマとしても楽しめる第8話レビュー<SUITS/スーツ>

  • 2024.5.31
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少し懐かしい気になるドラマを一気見でき、当時話題となった作品を好きな時間に見られる良い時代である。2024年4月から、FODでは人気のフジテレビドラマを毎月5作品分、FOD・TVerにて毎日無料公開する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中。対象作品の「SUITS/スーツ」は第1話(6月6日木曜まで無料公開中)ほか、期間限定で無料公開中の放送回がある。今回は弁護士たちの恋愛要素も散りばめられた第8話の見どころを紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)

【写真】「SUIT/スーツ2」の会見で質問に真剣な眼差しで答える織田裕二と中島裕翔

織田裕二主演の「SUIT/スーツ」

「SUITS/スーツ」はアメリカのメガヒットドラマ「SUITS」を原作に、勝利のためには手段を選ばない弁護士・甲斐正午(織田裕二)と驚異の記憶力を持つ天才フリーター・鈴木大輔(中島裕翔)が、さまざまな訴訟を解決へ導く痛快エンターテインメント。

第8話は、甲斐が、大輔、聖澤真琴(新木優子)らとともに、大手建設会社「烏丸建設」を相手取った集団訴訟に取り組む回。この案件は、烏丸建設が一時期使用していた有害性塗料による健康被害を訴えた、原告団総勢462人の大きな訴訟だが、一審で東京地裁は原告団の請求を棄却していた。

宿敵! 甲斐の後輩・美智瑠が登場

甲斐たちは、原告団代表の水原美咲(矢田亜希子)、佐藤鈴子(宍戸美和公)たちから話を聞く。そこで、一審を担当した原告団の弁護士が、裁判の直前になって過去のスキャンダルで叩かれ、ついには廃業にまで追い込まれていたことを知る甲斐たち。それには、烏丸建設の顧問弁護士で、甲斐の後輩でもあるスタンリー法律事務所の畠中美智瑠(山本未來)が関わっているらしい。甲斐は、美智瑠が代理人となった過去の裁判を徹底的に調べるよう大輔たちに指示する。

そんな折、甲斐のもとに、突然、美智瑠が現れる。美智瑠は、甲斐たちが作成した原告団情報を含む社外秘の資料を持っていた。何者かから送られてきたのだという。それを受け、幸村チカ(鈴木保奈美)は、蟹江貢(小手伸也)に情報漏えい者の調査を命じる。

真琴が大輔に救われ…気持ちは恋に発展

「SUIT/スーツ」は放送時間内にいくつものストーリーが同時進行で描かれているのも魅力の一つ。集団訴訟のメインテーマを軸に、大輔の経歴詐称を疑う同僚の話や、甲斐と美智瑠の恋の要素も若干感じる過去や、意地悪な蟹江など小ネタが満載である。

中でも第8話は、真琴が情報漏えいの犯人として仕立て上げられ、それを心配する大輔のおかげで立ち向かえたエピソードが恋愛モノとしても楽しめる。大輔が真琴の留守番電話に「信じています」「君がいないと寂しいんだ」と吹き込んだため、大輔のことが異性として気になり始めた真琴の心をグッと動かした。大輔を名乗る大貴を昔から想う谷元砂里(今田美桜)との三角関係もアツくなり始め、今後の展開に期待が高まる。

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