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自身が行ってきた葬儀や法事などの仏事を次世代に伝える「伝承ノート」登場

  • 2024.5.31
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浄土真宗本願寺派が、独自のノート『伝承ノート みち ~これまでとこれからの私のためのノート~』(以下『伝承ノート みち』)を作成した。

このノートは一般的な「エンディングノート」とは全く異なり、自分の家、もしくは自身が今まで行ってきた葬儀や法事などの仏事について、次世代の人が困らないよう正確に伝えるためのノート。お寺(寺院の関係者)と相談しながら制作する。

これまで受け継いできたことを次世代に継承

仏事を行う機会が少なくなっている現代では、ご縁が繋がらず、親がどのように仏事を行ってきたかがわからない世代が増えているという。

しかし、『伝承ノート みち』があれば、これまで受け継いできた大切なことを正確に次世代に継承することができる。また、制作過程で自らの人生を振り返ることとなり、あらためて浄土真宗の教えに支えられていることに気づき、今後の人生の指針になってほしいとの願いも込められているという。

また、もう一つの特徴としては、一人で記入して完成させるものではなく、寺院関係者と話し合いながら、何度でも書き直して、少しずつ作り上げていく形式であることが挙げられる。

ページ項目は多岐にわたり、「これまでの私」と題した、自分の名前や所属寺を記録するページ、今まで行ってきた仏事を記録するページ、さらに「これからの私」と題して、今後の仏事・お墓、大切な人に引き継いでほしいことなどを記録することができる。

モニターの感想を紹介

モニターからは、「伝承ノートがあれば後の人が困らない。スムーズに行動できるであろう」「小さいころ親がしていることを何気なく見ていて、もっと教えてもらっておくべきだったと感じることがある。特にお寺の行事等」「仏事の継承が次代に継承することに一抹の不安を感じており、自分の気持ちをよく整理できた。これから生きていくうえで大切」といった感想が寄せられたそうだ。

ホームページよりダウンロード可能

『伝承ノート みち』は、宗派公式ホームページよりデータをダウンロードできるほか、本願寺出版社ホームページ、安穏殿ブックセンターで、1冊1,100円にて販売販売している。なお、個人情報の取り扱い等に関する留意事項があるので、「取り扱いについて」を熟読した上で利用しよう。

この機会に、自身がこれまで行ってきた仏事を次世代に伝えるとともに、自分の人生を振り返るきっかけともなりそうな『伝承ノート みち』をチェックしてみては。

『伝承ノート みち ~これまでとこれからの私のためのノート~』ダウンロードページ:https://www.hongwanji.or.jp/jiin/shourei.html 本願寺出版社 HP:https://hongwanji-shuppan.com

(ソルトピーチ)

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