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人道活動家のマララ・ユスフザイが俳優デビュー イギリスの人気シットコムにカメオ出演

  • 2024.5.31
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ELLEgirl

人権活動家でノーベル平和賞受賞のマララ・ユスフザイがイギリスのシットコム「We Are Lady Parts(原題)」に出演、俳優デビューを飾った。

ユスフザイが登場したのはシーズン2のその名も「Malala Made Me Do It 。出演者のアンジャナ・ヴァサン、サラ・カミーラ・インピー、ジュリエット・モタメド、ルシー・ショートハウス、フェイス・オモーレがこのエピソードと同名のカントリーソングを歌う中、カントリー風でもありユスフザイの故郷でもあるパキスタン風でもある衣装に身を包み、作り物の馬に乗って現れた。

ユスフザイはこの番組への出演をオファーされたとき、どんな体験になるのか想像もつかなかったそう。あるインタビューで「どんな感じになるんだろう? セリフはあるの? 誰かとやりとりをするの? という感じだった」と語っている。今回はカメオ出演でセリフはなかったので「とても楽だった」とコメント、「私の隠れた才能がついに発揮された」と冗談をとばしていた。

ちなみにこのシットコムはイスラム教徒の女性たちだけで構成されたパンクロックバンド、レディ・パーツを中心に友情や恋愛、文化の違いなどを描いた作品。パキスタン系イギリス人の女性監督ニダ・マンズールが脚本と監督を務めている。ユスフザイはこのシットコムをイスラム教徒の少女たちを勇気づける作品として賞賛している。ユスフザイは「人々を人間らしく描くこと」が違いを理解する上でとても大切だとアピールしているが、このドラマはまさにそれをかなえていると語る。「観客たちはこの作品を見て彼女たちとつながり、共感することができる」。

ちなみに彼女は2021年にAppleと番組制作で提携する契約を締結、エンタメ界の舞台裏ですでに活動を始めている。今回のカメオ出演をきっかけに表舞台への登場が増えるかも。

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