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入園式看板に胸が痛む「もし発達が遅れていなければ」就園先が見つからない母の思い

  • 2024.5.31
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鳥野とりこ(@torico_bird)さんは、息子・ねこ太くんの療育の先生から、2年保育の公立幼稚園への入園を勧められました。その後も幼稚園探しを続けましたが、結局ねこ太くんが通える園は見つかりませんでした。そこで、ねこ太くんはもう1年療育園に通うことになりました。ある日、ねこ太くんを園に送った帰り道、鳥野さんはある光景を目撃します。『幼稚園難民になった話』第10話をごらんください。

鳥野さんは、私立幼稚園への入園を諦め、1年後に公立幼稚園に入園することを決めました。

ある日、ねこ太くんを療育園に送った帰り道。たまたま、希望していた幼稚園の入園式を目にしてしまった鳥野さん。やはり、親として複雑な思いがあるようですね。

自治体の子育て政策に対し、声をあげた体験談

鳥野とりこさんによるエッセー作品『幼稚園難民になった話』は鳥野さんのインスタグラムで連載中の漫画です。

作品では、発達に遅れがあることを理由にさまざまな幼稚園に入園を断られてしまい、公立園でも受け入れが難しいことを知った鳥野さんが、自治体に対して声をあげ、入園先を見つけるまでの体験談が描かれています。

育児にまつわる自治体ごとの制度には差があり、住む人にとって暮らしにくいと感じるものもあるでしょう。そんなとき、声をあげるのはなかなか勇気がいることかもしれません。そんな中、鳥野さんは、現状を市議会議員に直接話すところまで実行しました。わが子にとって良い環境を探し続ける行動力がすばらしいですね。

また、療育の先生など味方になってくれる人にこまめに相談していた点も、鳥野さんにとっては心強く、粘り強くわが子にとってよい環境を探す支えになったのではないでしょうか。

家庭の力だけでは解決できない困りごとがあるときこそ、身近な相談先を見つけて解決策を見出していくことが大切ですね。

著者:ママリ編集部

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