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『蛇口の裏側』汚れを放置しがち…水道水そのまま口に入れる前に!丸ごと掃除してピカピカに

  • 2024.5.31
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毎日使用するキッチンや洗面所などの蛇口。きちんと掃除できていますか?汚れが溜まりやすく、清潔に保つためにはこまめな掃除が必要です。

ぱっと見はきれいに見える蛇口

水回りは力を入れて掃除しなければ汚れやすい場所です。特にキッチンは食中毒を防ぐためにも清潔な状態を保ちたいもの。

これは我が家のキッチンの蛇口。日頃からこまめな掃除を心がけているので、この通りぱっと見はきれいに見えるはずです。

「のぞいてびっくり!」蛇口掃除の盲点とは

蛇口の水が出てくる裏側の部分を吐水口といいます。通常は下向きになっているため、のぞき込まない限り見えません。

今回、我が家のキッチンの蛇口の裏側をのぞき込んでみると…。「ギャー!!!!」黒い汚れと白い汚れが共存していました。実はこの吐水口こそ、特に汚れが溜まりやすい場所だったのです。

部品を分解できるところまでバラバラにしてみると、奥にも汚れがたっぷり。

隠れていた蛇口本体の口の部分も真っ黒。

汚れの正体は…

この汚れの正体は、黒い部分は黒カビ、白い部分は水垢。

特に吐水口は水分が溜まりやすい場所で、水で洗う際に跳ね返った汚れや石鹸カス、洗剤カスなどでカビが繁殖しやすく、水道水に含まれるミネラルが固まって結晶となり水垢も残りやすいのです。

こんなに汚れた蛇口から出ていた水で調理をしていたなんて…。いち早く掃除をしてピカピカにしたいと思います!

吐水口の掃除方法

〈準備するもの〉

・重曹:適量
・クエン酸:小さじ1/2
・水:100ml
・歯ブラシ

〈手順〉

黒い部分は、カビに効果的な重曹を付けた歯ブラシで磨きます。蛇口本体の口の部分と、全ての部品を洗います。

100mlの水に小さじ1/2のクエン酸を入れて溶かし、クエン酸水を作ります。水垢にはクエン酸が効果的です。

重曹が付いたまま全ての部品をクエン酸水に浸けると、重曹とクエン酸が合わさり発泡します。

蛇口本体の口の部分には、このクエン酸水を染み込ませたキッチンペーパーを巻き付けます。どちらもこのまま30分ほど放置し、再び歯ブラシで磨きます。

水で洗い流すと、きれいになりました。

こちらも随分ときれいになっているので、部分を取り付けます。

これで裏や内側までピカピカな蛇口に!あぁ~よかった。やっぱり気持ちがいいです。

洗面台の蛇口もチェックしてみると…

こちらは伸縮機能のある蛇口なので、簡単に蛇口の裏側を見ることができました。白い汚れがたっぷり!!

部品を分解すると、やはり内側にも汚れがありました。ここから出てきた水でうがいや歯磨きをしていたなんて…。

先ほどと同様に水垢に効果的なクエン酸を使用したクエン酸水を作り、蛇口本体の口の部分と部品を浸けます。

歯ブラシでこすり洗いをし、水で洗い流します。

だいぶきれいになりました!

水回りの掃除で盲点となりがちな蛇口の裏側。せっかく蛇口の掃除をしていても、必ず水が触れる吐水口に汚れが溜まっていては意味がありません。口にする水を清潔に保つため、定期的な掃除を心がけましょう!

文・写真/mayumi

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