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「え!風邪じゃなかったの!?」長引く息子の咳→別の病院を受診すると、予期せぬ病名が判明して…!?

  • 2024.5.31
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6歳の息子は気管支が弱く、風邪を引くと必ず咳が出るタイプ。解熱後も咳だけが長引き、咳込んで嘔吐してしまうこともしょっちゅうあります。かかりつけの小児科でも、そのことを相談しており、最近は漢方を処方してもらうことで、どうにか対応できていました。しかし、同じ対応でなかなかよくならないことがありました。ママ友に相談すると、驚きの展開になり、思いもよらぬ病名が判明したのです――。

長引く咳

2024年の1月末に息子が発熱。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザは陰性でしたが、いつものように咳がひどく、嘔吐もありました。しかし、小児科で漢方を処方してもらうことで、次第に解熱し、咳も減少。終わったころに、娘と私が発熱。

毎度ながら繰り返される看病生活と自分の体調不良に心が折れそうでした。ですが、「来週くらいにはみんな元気になっているだろう」と思うようにし、できるだけ前向きに思うようにしていたのです。

しかし、娘と私が完治したころに再び息子が発熱。今回はさらに咳がひどく、夜寝付けないほどだったため、私はすぐさま息子を連れて小児科へ。いつもと同じ漢方を処方してもらったので、「これでひと安心!」と思いました。

しかし、息子の咳は1週間経っても良くならず、再度小児科を受診。今度は別の漢方薬を処方してもらいましたが、息子の咳が治まることはありませんでした。

病名が判明!

どうすべきか悩んでいたところに、私は近所のママ友と遭遇。息子の現状を話すと、「咳だったら耳鼻咽喉科に行ってみたら?」とアドバイスをもらいました。さっそく受診すると、副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)と診断されたのです。蓄膿症は副鼻腔に膿がたまることで鼻が詰まったりするのだそう。たまった鼻水がのどに落ちてイガイガしていたのでしょう。鼻水はほぼ出ていなかったので、私は目から鱗! 幸い蓄膿症の薬がすぐ効いて咳は治まり、息子は元気になりました。

耳鼻咽喉科には、今まで一度も連れて行ったことがありませんでした。私は自分の視野の狭さを反省。次回からは耳鼻咽喉科への通院も選択肢に入れて、子どもたちの看病をしようと思った出来事でした。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

イラスト/蓬田あんころぴぷぺ


著者:都 うめこ


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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