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「どうしよう…」電車でグズる息子に困り果て乗車を後悔していた私⇒両隣の見知らぬ人の対応に感動…!

  • 2024.5.31

友人に会うため、3歳の息子と一緒に電車に乗ったときのことです。普段電車に乗ることはあまりないのですが、3カ月ほど前に乗ったときは大人しくしていた息子。今回も大丈夫だろうと思っていた私ですが、グズる息子に手を焼き、電車に乗ったことを後悔していました……。

大騒ぎする息子と隣の若い男性

電車は少し混雑していて、座席が1つしか空いていませんでした。座席には息子が座り、私は息子の前に立つことに。すると息子の右隣に座っていた若い男性がすぐ「座りますか?」と私に聞いてくれたのです。ありがたく席に座ればよかったのですが、なんだか申し訳なく感じてしまって「大丈夫です」と断ってしまった私。

最初はおとなしく座っていた息子ですが、だんだんと機嫌が悪くなり「お菓子食べたい」と言ったり「早く着いて」と大きな声で騒ぎ出したりしました。私が「電車の中は静かにしようね」と注意すると、息子は「ママなんてきらい!」と言ってさらにヒートアップ。何を言っても「ママなんてきらい!」を連発していました。

隣にいた別の女性が…

私が困り果てていると、今度は左隣に座っていた50代ぐらいの女性が「ここに座ってください」と立ち上がり席を譲ってくれました。そして息子に向かって「ママと一緒に座ってね。ママと仲良くしてね」とやさしく言ってくれたのです。息子は小さく頷いて、それからは目的の駅に着くまで静かに座っていられました。

あとから思うと、息子は私と一緒に座りたくてぐずっていたのかもしれません。最初に「座りますか?」と声をかけてくれた男性と、席を譲ってくれてやさしく息子に話しかけてくれた女性には、とても感謝しています。これから席を譲ってもらったときは、たくさんのお礼を伝えて息子と一緒に座ろうと思った出来事でした。

イラスト/はたこ


著者:田中はぐみ

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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