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新木優子“真琴”の父・竹中直人“聖澤”の登場で空気が一変 第7話レビュー<SUITS/スーツ>

  • 2024.5.30
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2024年4月から、FODでは人気のフジテレビドラマを毎月5作品分、FOD・TVerにて毎日無料公開する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中。対象作品の「SUITS/スーツ」は第1話(6月6日木曜まで無料公開中)ほか、期間限定で無料公開中の放送回があるので今からでも楽しむことができる。 織田裕二演じる主人公・甲斐正午に、最強の敵が現れた第7話の見どころを紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)

【写真】「SUIT/スーツ2」の会見で質問に真剣な眼差しで答える織田裕二と中島裕翔

弁護士同士の熱い戦いが見ものの「SUIT/スーツ」

「SUITS/スーツ」はアメリカのメガヒットドラマ「SUITS」を原作に、勝利のためには手段を選ばない弁護士・甲斐正午(織田)と驚異の記憶力を持つ天才フリーター・鈴木大輔(中島裕翔)が、さまざまな訴訟を解決へ導く痛快エンターテインメント。

第7話は、甲斐がクライアントの“桜庭リゾート&ホテル”社長・社長・桜庭庸司(髙橋洋)に会いに行くシーンから始まる。桜庭はここ10年の間に13ものホテルを造り上げ、内4カ所は五つ星の評価を得ることが決まっていた。そんな桜庭のもとに、大手ホテルグループ“KJO”社長のジーン・クライン(クリス・バテン)から合併の提案があったという。“KJO”の代理人弁護士は、大手ファーム“弁護士法人セイント”に移籍した木次谷公一(橋本さとし)だった。

大輔は、司法試験を目指しているものの受験恐怖症に悩んでいた聖澤真琴(新木優子)に協力することに。大輔と真琴は、さっそく試験対策に取り組み始める。同じころ“幸村・上杉法律事務所”では新人弁護士の採用面接が行われていた。そこで大輔は、真琴と談笑していた女性・町田日向子(石橋静河)の姿を見つけ驚く。実は大輔は、司法試験で日向子の替え玉受験をしていたのだ。事情を知った甲斐は、本人が替え玉のことを話すわけがないから心配ない、と大輔に告げる。

甲斐に命じられて“KJO”グループを調べた大輔は、グループがタイに所有するホテルで従業員のストライキがあったことを掴む。甲斐は、合併交渉を優位に進めるため、木次谷の息子の替え玉受験もしたことがある大輔をともない“セイント”を訪れる。そこで大輔は“セイント”の代表が真琴の父・聖澤敬一郎(竹中直人)であることを知る。

織田裕二“甲斐”と竹中直人“聖澤”のやり手弁護士対決

真琴の父であり、ライバル事務所の代表・聖澤という男の登場で、一気に物語はドラマとしての緊張感が増した。“怪演役者”ともいえる竹中直人は登場するだけで何かが起きそうなムードに一変。スーツ姿の織田と並んだときのピリッと感で視聴者を楽しませてくれる。弁護士らがセリフで追い詰め合うシーンも、けん制して相手に嫌な印象を残し合うのもさすがベテラン俳優同士といった迫力である。

真琴との父娘シーンでは柔和な表情を見せる聖澤だが、“幸村・上杉法律事務所”の代表・幸村チカ(鈴木保奈美)に見せる顔からはまだこの先もひと悶着あるフラグを感じさせた。後半の盛り上がりがスタートしたという印象の第7話だ。

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