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山下智久“藍沢先生”が泣いた日…冷静沈着な“生まれながらの外科医”に訪れた試練<コード・ブルー1st Season>

  • 2024.5.30
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ドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系)で主演を務める山下智久。ドラマに加え、挿入歌「Perfect Storm」ではTOMORROW X TOGETHERのTAEHYUNとコラボし、6〜7月にはアジアツアー「TOMOHISA YAMASHITA ASIA TOUR 2024 Sweet Vision+ Up-Close」を予定…と、国内外を賑わせている。

【写真】「まじ藍沢先生」と話題になった「ブルーモーメント」の山下智久

同時に、山下の過去の出演作品にも注目が集まっている。医療ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズ(フジテレビ系)もその一つ。2008年に初放送され、現在FODで順次無料配信中の1st seasonから、冷静な若手医師・藍沢耕作(山下)が涙を見せた第6話のエピソードを振り返る。(以下、ネタバレがあります)

藍沢の祖母が運ばれてくる

藍沢と白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、藤川一男(浅利陽介)が一人前のフライトドクターへと成長していく姿を描いた「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」1st season。第6話「無償の愛」では、藍沢のたった一人の肉親である祖母・絹江(島かおり)がケガで藍沢たちの病院の救急に運ばれる展開が描かれる。

絹江のケガを知っても、仕事を優先させる藍沢。やっと病室を訪ねると、絹江はショックと急激な環境の変化で認知症を発症していた。

「家族だからって優先できない」

症状を軽減させるためには最も身近な人間がそばにいることが必要、と白石が訴えても「忙しいんだ。家族だからって優先できない」と突き放す藍沢。藍沢の冷静さ、患者に感情移入しないハートの強さは、先輩医師の黒田(柳葉敏郎)も「あいつは生まれついての外科医かもしれん」と舌を巻いたほど。緋山は「さすが。感心する。この状況でよく平気ね。泣くけどな、私なら。だってしょうがないじゃん? たった一人の身内が病気になったんだから」と驚き半分、呆れ半分だ。

そんな6話のラストでは、絹江の本当の思いにふれた藍沢が涙を流すシーンが、当時の視聴者の心を揺さぶった。

病院の売店でお菓子を次々と買い物かごに入れていく絹江。藍沢は止めようとするが、絹江はもはや、藍沢が自分の孫だとはわからない。藍沢の手を振り切り、「耕作と約束したんだよ…。あの子、一人で頑張ってるんだよ…だから、お菓子をいっぱい買ってやるって約束したんだよ…」と泣きじゃくる。彼女の心を満たしているのは、記憶の中の、愛する孫“耕作”への深い愛情だった。

藍沢はただ、その背中を抱きしめる。どんな時も冷静な藍沢が、初めて涙を見せた1st seasonの名シーンだ。

今年4月からのFODでは、本作を含めた人気のフジテレビドラマを毎月5作品分、FOD・TVerにて毎日無料公開する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中。15年前の山下のフレッシュな姿をこの機会に改めてチェックしてみるのも良さそうだ。

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