水着姿で出会った男女9人の赤裸々な6日間を描いた韓国発恋愛リアリティ！

ラスボスは、黒マッチョのブーメランパンツ男！

他人の恋愛をのぞくのは面白い。恋愛リアリティ番組が人気の昨今だが、今回は韓国で人気ランキング1位を獲得し、中国でも1話につき300万回再生された話題の『EDEN』を紹介する。

MCは、イ・ホンギ（FTISLAND）、ユン・ボミ（Apink）、ダンサーのSimeez。冒頭から、水着姿の男女8人が1人ずつ登場し、椅子に座る。さっそく会話が始まるのだが、公開していいのは名前のみ。そのうえ、”敬語は使用禁止“など7つのルールが課せられる。8人目の登場は、黒マッチョのブーメランパンツ男。6日後、カップルは何組誕生となるのだろうか？

初日からのベッドデートに激怒する男も!?

第一印象での一番人気は、人気女優ハン・ソヒに激似の美女ジヒョン。2人の男性が来たが、結局、黒マッチョのホソクを選んだ。最初のビーチバレーゲームでは、男性がペアになった女性を守る体制をとるため、お尻を触るなどスキンシップが多めになってしまうのには苦笑い。EDENで夕飯を終え、全員がくつろいでいるところに、ゲームに勝ったジヒョン選定によるベッドデートの案内が！ 男女混合2～3人の同室で寝るというシステムに激怒する男も現れ……。

すべての男性を骨抜きにする最強小悪魔登場！

目がクリクリして可愛らしい雰囲気の女性、ナヨンは、2日目の夜にホソクと2人きりでデートへ。すでに2人の男性がナヨンに心を奪われており、デート中は気が気でない様子を見せるのが面白い。そんな彼らを見て、MCのホンギが「ナヨンさんは恋愛の達人。本を出したほうがいい」と感心する場面も。ナヨンの絶妙な上目遣いや、男性を褒めまくるテクニックは、婚活中の人には参考になるかもしれないと思わせた。

国宝級イケメンも参戦！

3日目の朝には、フランス系韓国人のイケメン、ディモデが新登場。彼の単独インタビューでは、「僕が一番のイケメン。本気を出せば女性は必ずおちる」という強気発言も飛び出した。その日の夜、名前しか知らなかったメンバーたちの年齢と職業が明らかになる。韓国では年齢は非常に重要になるものの、それまでの関係性が大きく変わることはなかったのは意外であった。

嫉妬深い男性陣VS冷静な女性陣

知り合ったばかりの男女が生活を共にする恋愛リアリティ番組は多くあったものの、ここまで過激なものはなかったように感じた。水着姿で出会ったということもあり、デートの相手探しかと思いきや、男女ともに真剣に相手を吟味していたのは驚きであった。

また、やはりというか、男性は圧倒的に嫉妬深い。6日間という限られた時間の中でできるだけ多くの異性と知り合おうとする女性陣に対し、心に決めた女性1人と仲を深めたいと思う男性陣たち。それにより、時には険悪なムードが漂うのだが、いつの時代も女性が一枚上手だなと感じざるを得ない恋愛リアリティ番組であった。（文：渡邉啓子：ライター）

『EDEN』は、Prime Videoで配信中。