1. トップ
  2. ファッション
  3. VOGUEエディターたちの歩けるお仕事シューズ。

VOGUEエディターたちの歩けるお仕事シューズ。

  • 2016.2.27
  • 1767 views

【さらに写真を見る】VOGUEエディターたちの歩けるお仕事シューズ。

モードな靴って歩きにくいし、仕事には向いていないと決めつけていませんか? VOGUEエディターたちが実際に愛用している、お仕事シューズを紹介します。

プラダのチャンキーヒール&ストラップシューズ。(Shizue Hamano)

パンツスタイルなら裾から覗かせて、スカートならソックスと合わせて...。オールマイティに活躍中のプラダのストラップシューズ。チャンキーヒールなので、仕事中も早足で歩ける!というだけではないのです。前から見ると行儀の良い”きちんと靴”なのに、かなりヒールが幅広なので、後ろ姿は以外とインパクト大。一足で様々な表情を持つ、今シーズンのヘビロテヒールです。

ディオールの新作9㎝パンプス。(Saori Masuda)

最近「Dioressence」のパンプスにすっかりハマっています。ディオール(DIOR)といえば、洋服のイメージが強いブランドなので意外に思えるかもしれませんが、先シーズン、エナメルのブーツをランウエイで見たときから、そのお洒落度に心を奪われていました。エナメルは革が固めなので、デコルテ部分やヒールの細さや形のちょっとしたデザインで服までもがおしゃれではなくなってしまう難易度が高いもの。その点、このパンプスは、エナメル素材のおかげでヒールは実際の9cmより高く見え、デコルテも程よく深く足の指が隠れているので、足全体もきれいにカバーされ、なおかつ5本の指がきちんと地面に着く。結果、ヒールなのに1歩ごとの体重移動がスムーズにでき足がきれいに見えるというだけでなく、色も肌色に近いため長く見えるという優れもの! この春、わたしにとってヘビロテ間違いなしのシューズです。

クリスチャン ルブタンのストラップ付きパンプスをヒール違いで。(Mayumi Nakamura)

私のおすすめは、やっぱりルブタン。このシューズは、やはり膝から下の脚を最高に女性らしく見せてくれます。

「人々は僕の靴を "痛みをともなう靴" と呼ぶ。でも僕の仕事は履き心地がいい靴を作ることじゃないんだ」とルブタン自身が言っているほど、クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)といえば、その履き心地よりもまずは美しいデザインがシグネチャー。でも、このストラップ付きの靴だけは別!  ルブタンならではの甲浅なデザインだけどストラップのおかげで走っても脱げないし、靴自体がとっても軽くて足首も疲れ知らず。

パンツスタイルなど、ちょっとクールにしたいときは12cmのヒール。膝丈のスカートで控えめにしたいときは7cmのヒール。ともに、美しさと履き心地を両立したお気に入り。シーンに合わせてヒールの高さを使い分けています。

ランバンのレースアップシューズ。(Kyoko Muramatsu)

ここ最近のフラットブームに乗じて、すっかりフラットシューズ愛好家となってしまった私。そんな私が愛用中のブランドはランバン(LANVIN)。バレエシューズからはじまりこのレースアップで6代目。すべてフラットです。お気に入りの所以は、ヒールに高さがなくてもエレガントな雰囲気をかならず残してくれているところ。このレースアップも一見はメンズ風のかっちりさんなのに、トウが細身で女性らしさを感じさせてくれます。さりげなくヒールにゴールドのスタッズがあしらわれていて、ドレッシーなシーンでも応用可能。タキシードジャケットに、このシューズをあわせて、ネイルとリップだけに赤を効かせてディナーの席へ、なんてコーディネートもおすすめです。

ジミー チュウの歩けるパテントパンプス。(Mayumi Numao)

私にとって定番のお仕事シューズは、ジミーチュウの「AGNES」。全方位、抜け目なくシルエットが美しく、見ているだけでも飽きません。8.5cmのブラックパテントは、キリッと背筋が伸びて、テンションをアゲてくれるので、フォーマルなシーンにぴったり。

10cm以上のヒールは長時間履いていると辛いし、膝が曲がりがちで美しく歩くのが難しい。とは言え、5cm以下では、いまいち脚がキレイに見えない。そういう時は、やっぱり8.5cmのヒールがとってもバランスが良く、疲れることなく活躍してくれるのです。私の個人的な意見ですが、ジミーチュウは甲の幅が広くて、足入れが良いので、比較的日本人の足型に合っているのではと考えています。

チャーチの男前レースアップシューズ。(Yuka Tsukano)

英国の老舗靴ブランド、チャーチ(CHURCH'S)は、もともと紳士靴からスタートしているだけあって、普遍的なマニッシュなデザインが特徴。私はスタッズがあしらわれたレースアップシューズを愛用しています。この靴はシーンを選ばず、パンツルックはもちろん、ペンシルスカートに合わせてもいいバランス。どんな服も”カチっ”とかっこよくコーディネートしてくれます。さらに疲れない上に頑丈! 頼りにしている一足です。

参照元:VOGUE JAPAN

の記事をもっとみる