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元々は「映え」のためだった?知られざるベビーカーの歴史

  • 2024.5.30
出典:ぎゅってWeb

育児には必要不可欠!なベビーカー

A型、B型、対面式などなど色んな種類のあるベビーカー。移動の時には欠かせない育児グッズですよね。わが家でも、次男がまだお世話になっています。そんなベビーカー、実は最初は「母親の負担を軽減するため」に開発されたものではなかったのを、ご存じですか?

英国の過剰な美意識から生まれた遊び道具

今私が読んでいる『こんなにちがう!世界の子育て』(メイリン・ホプグッド著 中央公論社)によると、1730年代にイギリスの第三代デヴォンシャー公が子どもの遊び道具を作ってほしいと造園家(ウィリアム・ケント)に依頼し、凝った装飾の四輪馬車のミニチュア版を作ったのが最初だそうです。

当時の英国特権階級がきらびやかな馬車に子どもを入れて、ヤギや馬に引かせていたとのこと。ベビーカーは、母親の負担を軽減させるものとは全く違う、今でいう「映え」を意識したものだったのです。

今のベビーカーになったのは1900年後半から

凝った装飾が施されたアイテムが生まれてから約200年の間に、今のベビーカーに進化しました。1800年代には動物ではなく人間が押せるようにハンドルを採用したり、1900年代にはイギリスの高級車メーカーのマクラーレンがB型ベビーカーを開発するなどして、現代の多種多様なベビーカーができたそうです。

なお、18世紀に作られた『きらびやかな乳母車』は、今もイギリスのチャッツワースハウスというところに陳列されているようです。どんなものなのか、一度見てみたいです。

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<ぎゅってブロガー/はわいっこ>

IT系外資企業にて在宅勤務中。映画と読書が好きな夫、ピタゴラスイッチ推しの長男、食欲旺盛で「人間dyson」の異名を持つ次男と4人暮らし。フランスに1年遊学(ワーホリ)してから海外旅行にハマり、13カ国を周遊。家族で海外旅行に行くのを夢見ています!

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