注目度No.1俳優、ニコラス・ガリツィンが「ヒーマン」に抜擢　マテルのフィギュア実写化作品でマッチョな王子様に

最新作『アイデア・オブ・ユー ～大人の愛が叶うまで～』でアン・ハサウェイの年下恋人役を演じたニコラス・ガリツィン。ブレイクのきっかけになったラブコメ映画『赤と白とロイヤルブルー』の続編の制作も決定し、今もっとも注目されている若手俳優の1人といえる。その彼が「マスターズ・オブ・ユニバース」の実写化作品でヒーマンに抜擢されたことが明らかになった。

日本ではいまいちなじみのない「マスターズ・オブ・ユニバース」だけれど、バービーでお馴染みの玩具メーカー、マテルが出しているフィギュアを中心とした作品。テレビアニメや長編映画、ゲームなどさまざまなメディアになっていて、日本では『マスターズ・オブ・ユニバース: 黙示録』『ヒーマンとマスターズ・オブ・ユニバース』などのアニメ映画をNetflixで見ることができる。

ニコラスが演じるのはこのストーリーの主役、ヒーマンことエターニアのアダム王子。彼はこの抜擢を報じるニュースをインスタグラムに投稿すると「アダム王子を演じることが発表できて誇りに思う。彼のようなハートとユーモア、そして英雄らしさを持った人物を演じるのはずっと夢だった。撮影がスタートするのが待ちきれない」。

ちなみにこのアダム王子、アニメ版では超マッチョなボディと金髪のおかっぱヘアがトレードマーク。ニコラスがこれをどう体現するのか、早くもファンの間では期待と心配の入り混じった声が上がっている。監督はアニメ『コララインとボタンの魔女』『KUBO／クボ 二本の弦の秘密』や映画『バンブルビー』で知られるトラヴィス・ナイト。

実写版のストーリーはまだ明らかになっていないが、以前の脚本では孤児アダムがある国の救世主となる運命を背負った王子であることを知り、邪悪な力から故郷を救うために自分の力の使い方を学んでいく物語になると報じられていた。どんなストーリーになるのか、ニコラスがどんな役作りをするのか楽しみにしたい。