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【議論】「やる気がない優秀な人」or「やる気のある平凡な人」…どちらを採用するべき?ネット上では“意見真っ二つ”

  • 2024.5.30
もし、あなたが採用担当なら…?
もし、あなたが採用担当なら…?

もし、あなたが企業の採用担当だったら、「やる気がない優秀な人」と「やる気のある平凡な人」、どちらが会社に必要だと考えますか? ネット上では、どちらを採用するべきかで意見が真っ二つとなっているようです。それぞれの意見を探ってみました。

「凡人以上の成果が出るならいいでしょ」「士気が下がってしまう」

まずは「やる気がない優秀な人」を採用する側の意見。こちらで多くみられたのが「過程よりも結果」を重視するというもの。「やる気がなくても凡人以上の成果が出るならいいでしょ」「有能な人は手を抜いてもいいものを仕上げてくれる」と、まさしく「終わりよければ全てよし」とする意見がみられました。

そもそも、やる気とは環境や状況に左右されるという意見も。優秀な人材を確保した後で、「やる気を引き上げさせる方法を考えればいい」「他の企業よりもいい条件を提示すれば、やる気になってくれる可能性はある」との声も上がっていました。

一方、「やる気のある平凡な人」を採用する側からは、「やる気のない人がいると士気が下がってしまう」といった周りへの影響を重視する意見が。たとえ優秀な人でも、一人でできることには限度があるため、チームワークや全体のモチベーションの方が大切だという人も少なくないようです。中には、「そもそも凡人だけで業務が進められる体制づくりが大切」という声も。優秀な人がいなくても問題なく進行できるのであれば、やる気のない人を入れるのはむしろリスク、と主張する声も聞かれました。

また、やる気がある人は「適切な環境に配置することで戦力化できる」「『やる気のある優秀な人』に化ける可能性があるよね」との意見も。

ただ、「やる気のある平凡な人」に対してのマイナス意見もあるようで、「やる気があってもできないものはできない」「凡人は何年育てても優秀にはならない」といった厳しい声や、「やる気が空回りして、組織にダメージを与えるかも」といった声もありました。しかし「失敗のリスク」「ダメージの可能性」に関して、「凡人程度のミスなら組織でフォローできる」という声も。

優秀さに賭けるか、凡人で安定を取るか――。正解がどちらとも言い切れないこの問題。あなたなら、どちらを選びますか?

オトナンサー編集部

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