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イライラが原因で人間関係が悪化→更年期のイライラがスッキリした超簡単セルフケアとは【体験談】

  • 2024.5.30
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40代後半からイライラすることが増えた私。最初は、疲れがたまった精神疲労だと深くは考えずにいましたが、だんだんささいなことでいら立つ日々が増えるばかり。特に仕事中の人的ミスにイライラが募り、周囲に当たってしまうこともしばしばありました。このままではダメだと思い、考え方と生活習慣を変えてみました。私が実践している超簡単なイライラ解消法を紹介します。

「肺活」で自律神経を整えイライラ解消

肩凝りから来る頭痛に悩まされ針治療に通院したとき、「呼吸が浅いせいで免疫力が下がっている」と言われました。さらに、呼吸が浅いせいで自律神経が乱れがちになり、イライラが増えて、それが肩凝りの原因につながっているとの指摘もありました。

深い呼吸を心がけるようにアドバイスを受け、その後、実践したのが「肺活トレーニング」です。鼻から息を吸って口から2倍のスピードで息を吐くだけの簡単トレーニングで、朝晩の気が向いたときに1日数回実行しました。深く呼吸することにより自律神経が整うとのことで、精神が落ち着き、深い眠りにつけるようになったことは大きな収穫でした。

その他に肺活で心がけたことは、猫背を改善するために意識的に背筋を伸ばすことや、イライラしたときに深呼吸をして気を静めるなど、誰にでもできる簡単なことばかりです。その後、肺活トレーニングのおかげで、生活のイライラは少しずつ改善された気がします。イライラしたときに深呼吸して一拍置くことで、周囲とのコミュニケーションは断然良くなりました。

イライラがMAXになる前に吐き出す

50歳を過ぎて仕事の責任が増え、周囲に弱音を吐けずにどうしても我慢してしまうことがあり、自分の中で消化不良を起こしてしまうことが多くなりました。そんなときに、更年期による体調不良も重なり、仕事や生活のイライラで息が詰まりそうな時期がありました。

どうにもならなくなり同年代の女友だちに相談したところ、友だちが実践しているストレス解消法を教えてもらい、試しにおこなってみました。それは、自分の中のマイナス要素を手紙に書き出し封をするという、手紙セラピーです。方法はいたって簡単で、とにかく自分の中にあるストレスや思いを紙にひたすら書き出すだけです。マイナス感情を言語化することでイライラが整理されて、自分を見つめ直すことができました

今でも、イライラがマックスになる前に、定期的にストレス要因を紙に書き出してそのまま封印しています。それを机の引き出しにしまって、気持ちが整理された1カ月後あたりに見返したりしています。そうすることで、自分のストレスとうまく付き合っています。

ハッピーをインプットしてポジティブ脳に

日常のイライラを解消するために実践したことが2つあります。2つともアファメーション(肯定的に自己暗示をかけること)を活用したもので、脳にハッピーになることをインプットしてポジティブ脳にするものです。

1つ目は、笑顔になれる写真や言葉をプリントアウトして、よく目にする壁に貼り付けることです。自分ではどうにもならないことで落ち込んだりイライラしたときに、パッと見ただけで笑顔になれるものがあると気分が晴れます。これは最強のアナログスキルで、笑顔になれるものを脳にインプットする機会を増やすことで、ポジティブな考えへと脳が勝手に働いてくれるとのこと。参考にした本に書いてありました。

2つ目は、笑うと幸せになると言われているように、生活の中の「笑い」を増やしたことです。例えば、笑える映画やバラエティ番組を観たり、ワクワクするような本を読んだりすることを、気分が晴れないときやイライラしたときに実践しています。調べたところ、簡単な気分転換になるだけでなく、笑いには免疫力を高める効果もあるそうです。

この2つの方法は、実業家ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』を読んで実行したことです。2つともすごく簡単に実行でき、イライラを解消するのに効果的だと実感しています。

まとめ

年を重ねるごとに、更年期による体の不調があちこちに出てくるだけでなく、精神的な負担まで背負うことを、身をもって痛感しています。実際、「短気は損気」というように、一時は仕事のイライラが原因で会社の同僚との人間関係がうまくいかなくなったこともありました。

更年期のイライラなどの改善法にはいろいろありますが、自分の体と末永く付き合うためにも、薬に頼らない方法で対処していきたいと思ってます。そのためにも、自分でできる超簡単なイライラケアを実践して、ストレスとじょうずに向き合うことを心がけるようにしています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:いずみ


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。

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