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「国籍を変える理由が分からない」そう思っていた私を変えた彼氏の言葉

  • 2024.5.30
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このお話は、韓国国籍の著者・おと(@oto_ppu)さんが日本で生活する上で苦労したことが率直に描かれています。生まれも育ちも日本のおとさん。彼氏との同棲を間近に控えていたある日、彼氏の両親に反対されていることが発覚。しかも、反対の理由は「韓国国籍だから」という点。そして彼氏にも「日本国籍のほうがメリットが多い」と言われますが、納得できません…。『国籍問題で破局しかけた話』をダイジェスト版でごらんください。

話し合いは平行線のまま…

おとさんは、生まれも育ちも日本です。韓国人の両親の下に生まれ、国籍は韓国です。実は、今までも国籍のことで苦労したことはありました。特に、就活のときは「留学生枠だと思った」と面接官に勝手に言われ、日本育ちだと知った途端、落胆されたことがありました。とても失礼な態度に、おとさんは傷つきます。

ですが、生まれたルーツは自分では変えることはできません。その後、無事に就職先が決まり、しばらく穏やかな生活を送っていました。ところが、彼氏との同棲直前に、再び「韓国国籍」であることが、ネックになってしまったのです。

初めのうち、彼氏は両親を説得しようとしていました。ところが、話し合いを重ねるうちに「日本国籍のほうがメリットが多い」と思い、「日本国籍を取ってほしい」という意見に変わってしまったのです。

ですが、おとさんにとって、国籍を変えることは簡単なことではありません。ましてや、他人に言われて変えるようなことではありませんね。とはいえ、このままだと彼氏との同棲はかないません。もう、別れるしかないのでしょうか?

「日本国籍を取ってほしい」彼氏の本音

同棲を目前に、散々国籍の問題について話し合い、向き合ってきた2人。建設的な議論をしようと思うと、メリット・デメリットについて、考えがちですね。ですが今回ようやく、彼氏の真意を聞くことができました。

彼の話を聞いたおとさんは…。

彼の言葉で毒気が抜けた

彼氏の気持ちを聞いて、国籍問題に対する考えがスッと軽くなりました。メリット・デメリットを考えることも大切ですが、やはりそれ以上に自分の意見や意思を尊重することは重要ですね。他人に「強制された」という思いがあると、いつかきっと後悔するものです。ですが、自分で決めたことなら、きっと後悔することはありませんね。

本作では、韓国国籍の女性が、日本で生活する上で苦労したことが率直に描かれています。彼氏と同棲をする前の段階で、おとさんの国籍が問題視されてしまいました。ただ、国籍は自分が生まれ持ったルーツですので、恥じたり隠したりする必要はまったくありません。それに、国籍は他人に強制されて変えるものではありませんね。

何度も話し合いを重ね、ようやく納得のできる答えにたどり着いた2人。一時は、別れを覚悟したほどでしたが、何が大切かを真剣に考えるきっかけとなりました。これからの2人の未来が幸せいっぱいになるよう、願わずにはいられません。

著者:ももこ

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