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スカートの種類・名前一覧! 画像でわかるファッション用語プチ解説

  • 2024.5.29
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スカートのデザインはバリエーションがとっても豊富。種類が多すぎるため、ネット通販などでうまく探せない……とお困りごとも。でも大丈夫! スカートの名前がわかればスムーズにお気に入りを探せますよ。

そこで今回は【スカートの種類】を一挙ご紹介。スカートの種類は主に【シルエット・デザイン・丈・素材】のどれかで分類されているのが特徴。オシャレでわかりやすい画像を使って、シルエットや素材などカテゴリー別に解説します。

【スカートのシルエット別】

1|タイトスカート

シルエットカテゴリーの中でもっともベーシックなのが「タイトスカート」。ウエスト~ヒップは体のラインに沿い、そこから下は真っすぐなシルエットになっているスカートを指します。

タイトスカートの類似アイテムとして挙げられるのが、ほっそりとしたシルエットの「ナロースカート」と、鉛筆のように細長い「ペンシルスカート」。ナロースカートはタイトスカートとの違いがあまりなく、ペンシルスカートはボディラインを強調する細身シルエットのことをいいます。

2|フレアスカート

「フレアスカート」は【広がる・大きく開く】という意味の英語「フレア」が名前の由来。裾にかけてフワリと広がるシルエットにより自然にドレープが生まれ、女性らしさを演出します。

3|サーキュラースカート

フレアスカートにボリュームをもたせたような見た目のものが「サーキュラースカート」。サーキュラーとは英語で【丸い】という意味があり、その名の通り広げると円形になるスカートです。生地をふんだんに使うことで波打ったようになり、エレガントなムードを高めます。

4|マーメイドスカート

人魚(マーメイド)のようなカーブを帯びた「マーメイドスカート」。ひざあたりまではボディラインに沿い、ひざ下は人魚の尾ひれのようなシルエットが特徴です。

5|バルーンスカート

風船(バルーン)のように膨らんだシルエットの「バルーンスカート」。裾に折り目がなく、自然な折り返しによってできる立体感が魅力です。丸みがあるものの裾まわりが広がりすぎないので、子どもっぽい可愛らしさは控え目。

類似アイテムに繭(まゆ)のようなシルエットの「コクーンスカート」があります。

【スカートのデザイン別】

1|ギャザースカート

ここからはスカートの種類をデザイン別にご紹介します。

ウエストにギャザーを施したものが「ギャザースカート」。生地を縫い縮めるようにギャザーを寄せることでお腹まわりにボリュームができ、全体にふんわりとしたシルエットを作ります。ナチュラルな雰囲気があるので、カジュアルコーデ向きのアイテムです。

2|プリーツスカート

折り目のついたスカートは「プリーツスカート」。プリーツとは【折り目・ひだ】を指し、布を畳んだ折り山を連続させたスカートです。そのためシルエットが立体的となり、体型カバーにも効果的。

プリーツには主に3種類あり、定番は片方に折られた「サイドプリーツ」または「ワンウェイプリーツ」。二つ目は近ごろ人気の「アコーディオンプリーツ」で、蛇腹(じゃばら)のようなひだです。最後は折山を突き合せたような「ボックスプリーツ」。とりわけトラッドなプリーツデザインです。

3|ワッシャースカート

プリーツスカートをくしゅっとさせたようなデザインは「ワッシャースカート」。ワッシャーとはシワ加工のことで、あえて洗いっぱなしのような風合いを施しています。薄手の織物に使われており、夏シーズン向きのカジュアルなスカートです。

ワッシャースカートの類似アイテムは「クリンクルスカート」。本来はシワをより強調した生地感が特徴のスカートですが、ワッシャースカートとの違いがハッキリせず、ファッション用語の線引きは曖昧になっています。

4|ティアードスカート

生地を横に区切って切り替えたのが「ティアードスカート」。ティアードには【重ねる】という意味があり、切り替えギャザーを施したボリューミーなスカートを指します。

近ごろ人気なのが2段切り替えのティアードスカート。中でも切り替え線をカーブさせたデザインが流行りです。

【スカートの丈別】

1|ミニスカート

スカートは丈の長さによって呼び方が変わる服。短いスカートは名前の通り「ミニスカート」。Y2Kファッションの影響を受け、人気が再燃しています。

ミニスカートよりさらに短いのが「マイクロミニスカート」。極端に丈が短いので、インナーパンツがセットになって販売されている場合が多いです。

2|ミディスカート(ひざ丈スカート)

ひざ丈くらいのスカートは「ミディスカート」。元々はひざの真ん中あたりを指すファッション用語ですが、最近はひざが隠れるくらいの丈感を指すのが一般的。

もっともベーシックな丈のスカートで、スーツ用スカートの定番。きちんと感がありオフィスシーンに最適です。

3|ミモレスカート(ふくらはぎ丈スカート)

ふくらはぎの真ん中あたりのレングスは「ミモレスカート」。ミモレには【ふくらはぎの中央】という意味があります。

脚がキレイに見えることから、最近ではふくらはぎが隠れるくらいの丈感が定着。露出を感じさせず上品な印象のスカートです。

4|ロングスカート

いまトレンドのレングスといえば、長いスカートの総称「ロングスカート」。長さに決まりがないものの、一般的には足首がしっかり見える丈感を指します。

脚がすっぽり隠れるのでコーデがラク。大人っぽく決まる上に体型カバーにもうってつけです。

5|マキシスカート(足首丈スカート)

丈感がもっとも長いスカートは「マキシスカート」。マキシの語源は【極大】という意味がある「マキシマム」。くるぶしよりも長いスカートのことをいいます。

ゆるっとリラクシー雰囲気があり、カジュアル向きのスカートです。スカートの布面積が多いので、トップスはコンパクトにまとめるのがおすすめ。

【スカートの素材別】

1|チュールスカート

最後に、素材別のスカートの種類をご紹介します。

最近のトレンドに浮上しているのが「チュールスカート」。チュールとはチュールレースのことをいい、細かい網目状の生地を指します。目の詰まったネットのような生地感には独特のハリがあり、フェミニンなムードが持ち味。透けているので普通は裏地付きで販売されています。

2|シフォンスカート

柔らかくふんわりした生地のスカートは「シフォンスカート」。シフォン素材はもともと絹織物ですが、最近はシルクに似た風合いの薄手生地を指すのが一般的。上品できれいめなので、よそ行き服に最適です。

スカートの素材はとにかくバリエーションが豊富。ご紹介した他にもデニム生地の「デニムスカート」、レザー生地の「レザースカート」、レース生地の「レーススカート」など、数多くの種類があります。

最近ではシフォン素材+プリーツスカートの「シフォンプリーツスカート」など、2種類を組み合わせたファッション用語も登場。種類の意味を知っておくとお買い物に便利ですよ。

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