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かねこ統がアニメプロジェクトとコラボ 地球再生がテーマ「AGRIBEAR MARCO」

  • 2024.5.30
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マンガ家・かねこ統さんが描き下ろした、トラクター23世とマルコ
マンガ家・かねこ統さんが描き下ろした、トラクター23世とマルコ(J-CASTトレンド)

アニメやゲーム、Web3.0を組み合わせた独自のプロジェクトを通じて、持続可能な未来を目指すEARTHREC社は、新アニメプロジェクト「AGRIBEAR MARCO」の始動を2024年5月24日に発表した。「地球再生」をテーマとし、グルメやSFといった要素も盛り込まれる作品だ。

25年夏のアニメ化に向けた第一弾として、「スライム冒険記」や「スライム大作戦」などの作品で知られる、かねこ統さんをはじめとしたマンガ家とのコラボレーション企画をスタートさせる。

主人公は、「宇宙を1000年漂流した人類」の末裔

「AGRIBEAR MARCO」の舞台は、西暦3210年の未来。地球は、温暖化など環境破壊の影響で、人類が住むのに適さない星となっていた。そんな時、ひと握りの技術者と富裕層を乗せた一隻の宇宙船が、星外へ脱出。一時的な避難を目的としていたはずが、その後宇宙を1000年以上もさまようことに......。

船内では、超万能宇宙食「ハッピーゼリー」が普及し、快適な暮らしが長い間保たれていた。人々が「地球へ帰る」ことをすっかり忘れたころ、ゼリー工場で勤務する自称天才博士「トラクター23世」は、ある出来事がきっかけで、誤作動した研究船に乗り込んでしまう。

かつて地球から脱出した、一部の技術者の子孫である「トラクター23世」

50年もの間、宇宙を漂った末に行き着いたのは、荒廃した地球。トラクター23世は、最先端のAI技術を搭載した「マルコ」という未完成の農業ロボットと共に、新たな世界を作りあげようと奮闘する。

トラクター23世とマルコ。いつ、どこで出会うことになるのか

彼らは地球上に再び豊かな自然と農地を取り戻すため、新しい農業技術を開発しながら冒険に出るが、マルコは知識こそ豊富なのに、おっちょこちょいな性格。ズレたアドバイスをするせいでハプニングもたびたび起きてしまう。はたして、トラクター23世とマルコは目的を遂げられるのか。

マルコは、クマ型のロボット

笑いあり、涙ありのドタバタ冒険譚

「AGRIBEAR MARCO」プロジェクト担当者の西川勇樹さんに、見どころを聞いた。地球での冒険を通じ、トラクター23世とマルコが出会う、「未知の食材」や「個性的な原生生物」に注目してほしいという。

「おいしい食べ物や不思議な生物の描写と、斬新な発明の数々が物語を彩ります。また、荒廃した地球の環境問題にも焦点が当てられ、自然の大切さを訴えかけます」(西川さん)

現代の地球生物の面影をどことなく感じられる、新しい動物や魚、昆虫たち。主人公であるトラクター23世とマルコの絆だけでなく、そうした生き物との出会いと別れが物語のカギを握る。

未来の地球には、進化を遂げた不思議な生物がたくさんいるかも?

かねこさんとのコラボレーションについても聞いた。独特のユーモアと温かみあふれる作風が、「同作の主人公であるマルコと博士(トラクター23世)の冒険を見事に表現してくれる」という。

「SFとファンタジーの要素を巧みに融合させ、子供から大人まで幅広い年齢層に愛される作品を生み出してきたかねこ先生の才能は、『AGRIBEAR MARCO』の世界観を豊かに広げてくれます」

アニメ化まで、あと1年強。シナリオをより魅力的に仕上げるため、タレント(MC)、YouTuber、ミュージシャン、ゲームクリエイター、ナレーター、と多岐にわたる活動をしている、夢川閔巳-ゆめかわみんみ-さんがプロデューサーとして参画し、制作を進めていく。同作の世界観が気になる人は、24年8月から「AGRIBEAR MARCO」公式X(旧ツイッター)で毎週配信予定の、「AGRIBEAR MARCO」の4コママンガを見てみては。

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