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上品な酸味と甘味を楽しむ"みかんのクラフティ"

  • 2024.5.29

クラフティはフランス・リムーザン地方の伝統菓子で、卵や牛乳をベースにした液状の生地を、フルーツと一緒にグラタン皿やタルト生地に流し、オーブンでじっくりと焼き上げたデザートです。今回は家庭で気軽につくれるように、簡単にアレンジしました。上品な酸味と甘味、軽くて爽やかな味わいです。フルーツ缶でつくるスイーツをお菓子研究家の本間節子さんに教えてもらいました。

上品な酸味と甘味を楽しむ"みかんのクラフティ"

■“みかんのクラフティ”のつくり方

生地は、生クリームとヨーグルトに卵を混ぜるだけ。一般的なカスタードクリームでつくるものと比べると、手早くできて、しかもさっぱりとした味になるのが魅力。


◇材料 (直径14cmのグラタン皿1枚分)

みかん:80g(缶詰/果肉)
砂糖:20g
薄力粉:10g
卵:1個
生クリーム:50ml
プレーンヨーグルト:50g
バター:少々


(1)砂糖と薄力粉をボウルに入れる
砂糖と薄力粉をボウルにふるい入れる。

(2)生クリームを加える
生クリームを加え、泡立て器でしっかりと混ぜる。

(3)ヨーグルトを加える
プレーンヨーグルトを加え、卵を割り入れてなめらかになるまで混ぜ、ラップをかけて30分おく。

(4)みかんを加える
器にバターを薄く塗り、3を流し入れてみかんを散らす。

みかんを加える
みかんを加える

(5)オーブンで焼く
160℃のオーブンで25~30分焼く。

完成
完成

――教える人

「本間節子 菓子研究家」

自宅での少人数制のお菓子教室「atelier h」(アトリエ・エイチ)主宰。日本茶インストラクター。洋菓子店勤務、お菓子教室通いなどを経て独立。季節感と素材の味を大切にした、毎日食べても飽きない、普段使いのお菓子を提案。お菓子に合う飲み物、お茶にも造詣が深く、日本茶イベントや講習会などで幅広く活躍。


※この記事の内容は、「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:鈴木泰介

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