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【200点以上の原画に圧巻!】少女漫画好きライターが「創刊50周年記念 花とゆめ展」を現地ルポ!

  • 2024.5.29

2024年5月24日(金)から六本木ヒルズ森タワーで開催されている「創刊50周年記念 花とゆめ展」。創刊50周年を迎える「花とゆめ」を支えてきた歴代作品の原画が200点以上展示されているほか、作家の仕事場再現やフォトスポット、「パタリロ!おみくじ」など、さまざまなコンテンツが楽しめ、花とゆめに浸れる空間です。これまで少女漫画の枠を超え、個性派作品を生み出してきた「花とゆめ」の歴史が感じられる展覧会を、現地ルポでご紹介します!

50年続く個性派コミック誌「花とゆめ」

白泉社の少女漫画雑誌「花とゆめ」。『ガラスの仮面』や『パタリロ!』『暁のヨナ』など長く愛されている作品を数多く輩出しています。

そんな「花とゆめ」が2024年で創刊50周年を迎えました。それを記念して、2024年5月24日(金)~2024年6月30日(日)まで、六本木ヒルズ森タワー内の東京シティビューにて「創刊50周年記念 花とゆめ展」を開催!

『暁のヨナ』や『フルーツバスケット』、『それでも世界は美しい』『墜落JKと廃人教師』など、割と最近の作品が多いのですが、1人の花ゆめファンとして内覧会に行ってきた様子をご紹介します!

テーマは「パーティー」!キャラクターたちが50周年をお祝い

入るとすぐにプレゼントボックスが積みあがった大きなアニバーサリーケーキタワーが登場。各プレゼントボックスには歴代の花とゆめ作品のカラーイラストがあります。好きな作品を探してみるのも楽しそう。

50周年をお祝いするガーランドの横に飾られている代表作のイラストも圧巻です。お祝いムードなBGMがパーティー感をプラスしています。

そしてキャラクターたちが正装姿でお出迎え! 各作品のヒロインとヒーローが並んでいるとテンションが上がります……!

各作品の1巻表紙とともに、花とゆめの歴史をたどりながら展覧会のメインとなる原画コーナーへ向かいます!

約200点の原画に圧倒!

「花とゆめ展」一番の注目ポイントはやはり原画! 歴代作品の生原稿が約200点も展示されています。こんなにも多くの作品の原画が見られる機会はなかなかありません。

アナログ原稿特有のインクの溜まり具合や、ペンのかすれ具合が見られるのが原画の醍醐味! そこから作家の魂が感じられるような気がします。

提供:「創刊50周年記念 花とゆめ展」

原稿と同じくらい”生”感を楽しめるのが、マンガになる前の構想段階で書かれるネームやラフ。一部の作品が原画ゾーンに展示されています。

原稿になる前の状態を見られるのも、展覧会ならではですよね。ササっと描かれたものからでも完成したシーンが思い浮かびます。

こちらも原画とあわせて注目したい貴重な展示。作家の作業場再現です。

展示されていたのは、2017年に実写映画化した『覆面系ノイズ』や、『恋に無駄口』の福山リョウコ先生と、2009年に連載がスタートし、今もなお続いている花とゆめの代表作『暁のヨナ』の草凪みずほ先生のお二人。完全にデジタルな福山先生に対し、アナログな草凪先生と作業スタイルの違いがはっきりとわかりますね。

他にも楽しい展示が盛りだくさん

原画を見ながらさまざまな展示を楽しむことができます。

ショーケースの中にあるのはこれまで「花とゆめ」についてきたふろくたち。雑誌にふろくがついているというのも少女漫画雑誌の特徴ですよね。ふろく欲しさに雑誌を買ったなあと思い出に浸りました。もしかしたらかつて持っていたものがあるかもしれません。

レジェンド作品の名場面も。感情を揺さぶる言葉や絵に、改めて心が震えました。

「ひみつの小窓」では、扉を開けてみると編集部のエピソードを知ることができます。どんなエピソードが出てくるのか、ぜひ現地でチェックしてみてください!

展示の最後にはパタリロ殿下がお出迎え。「パタリロおみくじ」を引くことができます。筆者も早速引いてみました!

結果は……中吉! 「いつも以上に頭が冴える」とのこと。ライターとして記事を書くのに頭が冴えているのはとても嬉しいです。おみくじの結果を胸に、早速この「花とゆめ展」現地ルポ執筆に挑もうと気合が入りました。

展示を楽しんだ後は物販やコラボカフェへ!

ポストカード 各240円/枚(税込)

缶入りステッカー 各990円(税込)

展示で作品に浸った後は特設ショップでグッズも購入できます。ここでしか買えない限定グッズが盛りだくさんです。

おすすめは「花とゆめ展」の展示が載っている「展覧会公式図録」(税込3,800円)! 展示だけでなく、一部の作家インタビューも掲載されています。

原画は展示されていたまま図録に載っているので、原画コーナーで見ることのできた、インクの溜まり具合などの手書きの跡がお家でも楽しめますよ。

鎌倉紅谷クルミッ子8個入かわるっ子 1,520円(税込)

パッケージにキャラクターが描かれたブランドコラボ商品もあります。

また、一部作品の単行本もありました。原画を見ていると、あれもこれもと読みたい作品が続々出てきたので、気になった作品がすぐに買えるのは嬉しいポイント!

購入制限や、既に一部完売のグッズもあるとのことでしたので、在庫状況は公式サイトをご確認ください。

展覧会と同時にコラボカフェも開催中。作品をイメージしたスイーツやドリンクが味わえます。作品のイメージというだけでテンションがあがってしまいますね!

コラボカフェで一息つきながら展覧会の感想や、花とゆめの好きな作品を語るのも楽しそうです。

一部メニューをご紹介します。

マヤたちからの「花とゆめ創刊50周年アニバーサリーケーキ」(税込1,580円)

『ガラスの仮面』からマヤ、亜弓、月影先生、真澄社長たちが、創刊50周年をお祝いするイメージの、ミニロールケーキで作られたアニバーサリーケーキです。

暁のヨナのザクロゼリーと豆花のパフェ(税込1,350円)

『暁のヨナ』の舞台をイメージしたアジアンスイーツのパフェ。ヨナの髪形をイメージした底部分のザクロゼリーがポイントです。

麻宮サキの「卒業スパークリングワイン」(税込1,200円)

『スケバン刑事』より、サキのためだけの卒業式をイメージした、乾杯に欠かせないノンアルコールのスパークリングワインです。

コラボメニュー1点につき、コースターがランダムで1枚もらえます。お目当ての作品がゲットできるかドキドキしちゃいます。

歴史を感じられる「パーティー」に参加しよう!

チケットは東京シティビューオンラインチケット、ローソンチケット(店頭販売・ローソン、ミニストップ)で発売中です。詳しくは公式サイトをご覧ください。

今の読者も、かつて読者だった方も楽しめる「花とゆめ展」。豪華な展示品が揃い、キャラクターたちと一緒に歴史が感じられる、ここでしか見られない展覧会にぜひ足を運んでみてください!

創刊50周年記念 花とゆめ展

開催期間:2024年5月24日(金)~6月30日(日)

会場:東京シティビュー

住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階

開館時間:10:00~22:00(最終入館21:00)

入館料:日時指定券

一般/平日2,200円 土・日・祝日2,400円

学生(高校・大学生)/平日1,600円 土・日・祝日1,700円

子ども(4歳~中学生)/平日900円 土・日・祝日1,000円

シニア(60歳以上)/平日1,900円 土・日・祝日2,100円

※料金はいずれも税込です。

※3歳以下無料です。

※展望台入館料を含みます。

※学生・シニア料金にてご入場の場合、証明となる学生証や身分証等をご提示いただく場合がございます。

※障がい者手帳をお持ちの方とその介助者(1名まで)は無料です。直接ご来館の上、3階チケットカウンターにて障がい者手帳をご提示ください。

[Photo by miri]

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

※店舗営業については最新情報をご確認ください。

 

 

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