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カフェ&クロワッサンだけじゃない、パリの新しい朝食を!

  • 2024.5.29
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健康的なギリシャの朝食をヨルガキで。

世界的に有名なギリシャ出身のグラフィックデザイナーのYorgo Tloupas(ヨルゴ・トゥルパス)。スイーツでおなじみのマルティール通りに、彼はグリークカフェのYorgaki(ヨルガキ)を2019年にオープンした。とても小さな店内、その前には少しばかり傾斜した通りに設けられたミニテラス......居心地がいいとは言い難いけれど、パリでギリシャ気分を味わう人々で毎日満席だ。

ご覧の通り、とても小さいヨルガキ・カフェ。店内ではギリシャの食材も販売している。photos: Emmanuelle Lubaki ©Yorgo&co

最近、この人気カフェでは8時30分から朝食が取れるようになった。目指すは、新しく朝食のためにメニューに加わった Toast mè avgo kè feta (卵とフェタチーズのトースト)だろう。すでにメニューにあるヨーグルト、フェタチーズ、それにMilopita(リンゴのタルト)やPortokalopittat(オレンジケーキ)なども、朝からオーダーが可能となった。ギリシャに行ったら絶対に試すべき名物のフラッペをこれらにプラスすれば、大満足の朝食となるはず。さらに朝食時間だけでなく、ヨルガキ・カフェは21時までの営業でアペリティフ・タイムもぐっと充実。メッツェとギリシャワインで、暮れなずむパリの宵にほろ酔いしよう。なおランチタイムはサラダやピタパン・サンドなどが味わえる。

左: 卵とフェタチーズのトースト14ユーロ。右: ヨーグルト。ハニーだけ、あるいはグラノラ、フルーツとともに。photos: Emmanuelle Lubaki ©Yorgo&co

左: 田舎パンのトーストと蜂蜜をかけたフェタチーズ。12ユーロ。右: 一日中、人気の飲み物はミルクとシュガーたっぷりのフラッペだ。4ユーロ。photos: Emmanuelle Lubaki©️Yorgo&co

甘党の朝食にアップルタルト(左/6.5ユーロ)やオレンジケーキ(6ユーロ)。午後のおやつタイムにも良さそう! photos: Emmanuelle Lubaki ©Yorgo&co

Yorgaki Café

45, rue des Martyrs 75009 Paris

営)8:30〜21:00

休)月、火

www.yorgaki.fr

@yorgakicafe

パリのあちこちにあるコジャンで、カラフルな朝食を。

Cojean(コジャン)は今風のヘルシーでおいしいランチがスピーディに取れ、またテイクアウトも可能とあってパリっ子に人気のチェーン店だ。いまでこそパリ市内、この手の店は色々あるけれど2001年に先鞭を切ったのがコジャンで、若くて行動的な学生たちをスタッフに採用したことでも有名である。

左: パリ市内、ラスパイユ大通りやギャラリー・ラファイエットの近くなどコジャンは多数ある。最新は16区のヴィクトル・ユーゴー大通り店だ。右: スクランブルエッグはコンテチーズAOP(写真下)かサーモンの2種あり。

コジャンといえばランチや午後小腹が空いた時に便利な存在で、朝食時は飲み物とクロワッサンやブリオッシュという程度だったのだが、5月半ばから朝食用のメニューが登場した。スクランブルエッグ、エッグ・ブリオッシュ、アボカドトースト、グラノラボウル......。11時30分までのエッグ・ブリオッシュを除き、どれも営業時間内いつでも食べられるメニューに仲間入りしたのだ。朝をコジャンでしっかり食べておけば、夕方までフルに活動できる。予定がたくさんある日の強い味方である。

左: 英国風にエッグ・ブリオッシュ? これのみ11時30分まで。右: アボカドトースト。

左: チョコレート&ヘーゼルナッツのバブカ。右: アサイーボウル。

Cojean Victor Hugo

102, avenue Victor Hugo 75016 Paris

営)8:00〜19:00(月〜金、日)10:00~16:00(土)

www.cojean.fr

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