じつは『007』シリーズのために作った曲だった、人気シンガーが告白

シンガーのラナ・デル・レイが、映画『007』シリーズのために作った楽曲があることを明かした。（フロントロウ編集部）

ラナ・デル・レイが『007』シリーズのために楽曲を作っていた

これまでショーン・コネリー、ロジャー・ムーア、ピアース・ブロスナンなどが演じてきた映画『007』シリーズのジェームズ・ボンド役は、多くの俳優が熱望する役として知られている。6代目のダニエル・クレイグが卒業して以降、アーロン・テイラー＝ジョンソンが次期ボンド役の最有力候補と言われているが、なかなか決まらない。

俳優たちがボンド役を演じたいと熱望するように、『007』シリーズで主題歌を担当したいというシンガーも多く、誰が主題歌を担当するのかは毎回話題に。

これまでポール・マッカートニー、アデル、ビリー・アイリッシュ、サム・スミスなどが務めてきた『007』シリーズの主題歌。じつは、人気アーティストが『007』シリーズに提供するために楽曲を作っていたことを明かした。

そのアーティストとは、2024年のコーチェラ・フェスティバルでヘッドライナーを務めたラナ・デル・レイ。ラナは『007』シリーズの主題歌を担当していないことについて「なんでまだ実現してないんでしょう？」とBBCのインタビューで答えると、2015年にリリースされたアルバム『Honeymoon』に収録されている楽曲「24」の一節をアカペラで披露。そして「これは彼らのために書いたんです」と『007』用に楽曲を作っていたことを告白。

ラナは『007 スペクター』のために「24」を作っていたようで、この作品で主題歌を務めたサム・スミスに「サム、あなたは素晴らしい仕事をしました」とサムの楽曲「Writing's on the Wall」を称賛。多くのシンガーが担当したいという『007』シリーズの主題歌。それはラナも同じようで、「いつの日かたぶん」とコメントしてその夢に向かって動いていると話した。