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小市慢太郎“高美”の髄膜腫が発覚、料理人を辞める覚悟に胸が痛む「泣いたー!」とトレンド入り<アンメット>

  • 2024.5.28
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「アンメット ある脳外科医の日記」第7話より (C)カンテレ
「アンメット ある脳外科医の日記」第7話より (C)カンテレ

【写真】ミヤビ(杉咲花)の症状について考える三瓶(若葉竜也)

杉咲花が記憶障害を抱える脳外科医を演じる医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第7話が5月27日に放送された。ミヤビ(杉咲)らが足繁く通う居酒屋「たかみ」の大将・高美武志(小市慢太郎)の嗅覚が失われるかもしれない危機が描かれ、高美の覚悟に胸が痛んだ。X(旧Twitter)でも「泣いたー!大将~」「毎話毎話泣かせてくるので、ずっと目が腫れている」とコメントが寄せられ、トレンド入りを果たした。(以下、作品のネタバレを含みます)

「アンメット」とは

本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公・ミヤビ(杉咲)が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は、講談社「モーニング」で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている話題作。

ある事故で脳を損傷し、記憶障害を抱えている丘陵セントラル病院の脳外科医・川内ミヤビを杉咲が演じる他、同じく脳外科医で優秀だが変わり者の三瓶友治を若葉竜也、救急部長で脳外科も兼務している星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、ミヤビの主治医である関東医大病院の脳外科教授の大迫紘一を井浦新が扮する。主題歌はあいみょんによる「会いに行くのに」。

脳外科医のミヤビは不慮の事故で過去2年間の記憶をすべて失う

1年半前、不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビは、過去2年間の記憶をすべて失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障害に。ミヤビの1日は毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから始まる。現在は、関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一(井浦新)の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として働いていた。しかし、同じ脳外科医・三瓶友治(若葉)に促されて手術を無事に成功させ、脳外科医に戻ることを考え始める。

抗てんかん薬を増やしたことで、断片的ではあるものの前日のことを覚えていられるようになったミヤビ。本人はもちろん、森(山谷花純)や成増(野呂佳代)ら、これまでミヤビを支えてきた医局のメンバーもうれしくてたまらない。しかし唯一、三瓶だけは記憶障がいの改善の仕方に違和感を覚え、表情が晴れない。

そんな中、ミヤビのお祝いも兼ねて、高美武志(小市慢太郎)が営む居酒屋「たかみ」をいつものように訪れた一同は、料理の味がいつもより濃いことに気付く。

高美は料理人として究極の選択を迫られる

高美はミヤビの勧めで検査をしてみると、脳に髄膜腫(ずいまくしゅ)という腫瘍があり、その影響で嗅覚が落ちて味つけが濃くなったことが分かる。手術は可能だが、腫瘍切除の際に神経が傷ついて嗅覚を失う可能性が高く、極めて難易度の高い手術になる。しかし手術をしなければ、やがて命にも関わる。高美は料理人として究極の選択を迫られる。

高美は手術することを決意し、嗅覚が失われれば料理人を辞めることも覚悟する。手術前、高美は一番好きな匂いだという鰹出汁の匂いを嗅いで、匂い納めだと言って涙を流す。高美は三瓶とミヤビに「匂いは俺のすべてだ。ちょっとでもいいから匂いを残しておいてくれ」と頭を下げて懇願する。

三瓶とミヤビが手術を行い、無事に成功。嗅覚も失われること無く、高美にまた笑顔が戻るのだった。

ミヤビらにとって重要なポジションである「たかみ」の大将・高美の人生が感じさせられ、料理人を辞める覚悟を見せる高美に胸が痛んだ。X(旧Twitter)でも「大将の手術が無事成功して嗅覚も失ってなくてほんと良かった」「毎話毎話泣かせてくるので、ずっと目が腫れている」「泣いたー!大将~」とコメントが寄せられ、トレンド入りを果たした。

◆構成・文=入江奈々

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