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ハンバーガーイベントで大盛り上がり♡【こども食堂レインボー】「たまにはみんなでピクニック」

  • 2024.5.29

オトナミューズやモード誌を始め、さまざまなファッション雑誌やテレビなどのスタイリングで活躍中の木津明子さん。木津さんが2021年8月から仲間と運営を始めた子ども食堂が【こども食堂レインボー】です。場所は木津さんの住む神奈川県横浜市磯子区洋光台。活動は月に2回ほどの開催で続けられています。さまざまな方々や団体からの支援、木津さんとその仲間のスタッフ、そしてキッズスタッフたちの力を合わせて運営している【こども食堂レインボー】の活動の報告を主催する木津さんよりのメッセージの形で毎月ご紹介してきます。今回は子どもの日に合せた、屋外ピクニックイベントの報告です。

木津明子の子ども食堂日記vo.32「大盛況! 子どもの日イベント」

あっという間に5月が終わってしまいますね……。子どものころは1週間が長すぎて、毎日時間が過ぎるのを待ってるようなこともあったけれど、今は時の流れに追い越されないようにひたすら必死に走っている感覚です。あんまり走りすぎるのも考え物。リラックスして子どもは学校生活を、大人は仕事や育児をやっていきましょ♡
 
さて、5月といえば子どもの日。昨年の子どもの日、我々のイベントでもハンバーガーが大人気でした。去年は代官山のイタリアンレストラン【TACUBO】の田窪さんと前田さんに作っていただき大盛況だったので、今年は自分たちでやってみようと思いました。そうだ! 以前にル・クルーゼさんからいただいた可愛いエプロンを子どもたちにプレゼントして着けてもらって、各自自分の好きな具材を入れたオリジナルハンバーガー弁当を作って、芝生でピクニックしたら最高なんじゃないかしらと思いつき……。さてバンズはどこで仕入れようとか、フライドポテトの美味しい揚げ方なんかも調べていざ当日。子どもの日の5月とクリスマスの12月は、例年【レインボー】には多くのお客さんが来てくれるので、はりきって88個のバンズを用意しました。大量(笑)。

ぷりっぷりの新鮮野菜もたくさんいただきます! いつも提供してくださる農家や関係者のみなさん、ありがとうございます。

バーガーに挟む野菜たち。苦手な子にはとくに強制はせず、バイキングスタイルで楽しく。

小さな子でも食べやすいように、なるべく小さく切って提供。卵も今回はスクランブルエッグにしてみました。

フライドポテトも大量に揚げました~。研究の成果があり、カリッカリに仕上がりました♡

見てください! 素晴らしい完成形を。もちろん味も最高でした!

みんななかなか器用にハンバーガー完成させていました。 ボックスに詰めて、いざ外へ!

ル・クルーゼさんにいただいたカラフルなエプロンをみんなで着用。ありがとうございます、可愛い!

ハンバーガーの香りが届いたのか、いつも食べに来てくれている子どもたちはもちろん、ちょうどGWの帰省中に来てくれた家族、おじいちゃんと一緒に来てくれた子、初めて来てくれる子もたくさんいました♡
こども食堂は団地の中で開催しているのですが、同じ団地内にお住まいの宮内さんはいつも【レインボー】と来店する子どもたちを気にかけてくれていて、1人で食事をしている子どもを見つけると、話しかけて一緒に食べてくれたり、食堂のみんなに気を配ってくれる明るいムードメーカーです。そんな風に【こども食堂レインボー】では親子ではない大人と子どものコミュニケーションも大切にしています。子どもたちが困ったときに頼りになる大人の味方を見つけておくことも、子どもたちを守ることに繋がっていくと考えています。

子どもたち一人一人に向き合って話を聞いてくれ、いつも頼りさせてもらっている宮内さん(右)と仲よしのお孫さん(左)。

天気にも恵まれて芝生でピクニック決行。芝生のレクリエーションでは紙芝居、ア・ラム・サム・サム(編集部注:モロッコ由来の手あそび歌)で踊ったり、リレーをしました。いつも会う子、初めて食堂に来た子、子どもも大人もみんな一緒に、お天気の中めいっぱい遊んで楽しかった~。

紙芝居はキッズスタッフのさくらが読んでくれました。子どもたちがみんな読み手をやりたがってワチャワチャしているのも、幸せな光景。

この日はいつも【レインボー】を楽しみにしてくれているアフィアのお誕生日の前日だったので、みんなでお祝いしました♡
アフィアに「いつもこども食堂やってくれてありがとう!」って言ってもらえて嬉しかった。「アフィア11歳おめでとう」。

たくさんの人たちに支えていただき、この活動を続けていけることに感謝します。支援してくださるみなさんの気持ちをのせて、子どもたちに一人一人に向き合える場所として、次の世代、そのまた次の世代にと続けていける【こども食堂レインボー】を目指しています。もうすぐ3周年。もっともっとやれること、やりたいことがあります。この先、永遠に子どもたちを守る場所として存在し続けられるように、頑張っていきます。
世界中を笑顔にするぞ!

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