手前はハマチのカルパッチョ「Carpaccio de Yellowtail, Sauce Spicy, Piment Jalapeño」26ユーロ。奥のスープは、中にクラムチャウダーが。「Corn Chowder Feui lletée」14ユーロ。グラスワイン各 12ユーロ~
アメリカ独立運動とフランス革命で活躍した英雄ラファイエットが仮住まいをしていた邸宅がレストランに。シェフにはマリとセネガルにルーツを持つ、ガストロノミー界の寵児モリ・サコに白羽の矢が。パイ仕立てのクラムチャウダーなど、歴史に敬意を払ったアメリカの要素と、ピーナッツソースのマフェを添えるなど彼のオリジンであるアフリカのタッチを加えたセンシュアルなブラッスリー料理が斬新。
ササミとニンジンのグリルに、ピーナッツソースのマフェを添えた「Suprême de Volaille Jaune des Landes, Sauce Mafé, Carottes Rôties, Riz Cassé」37ユーロ
左: 18世紀の建物を生かしたインテリア。 右: 米版「Time」誌「未来の100人」で表紙も飾ったモリ・サコ。
推薦人
伊藤 文
(ジャーナリスト)
在仏30年。日仏記者協会APFJ会員。ワインと食卓の女性騎士団ODVT会員。2017年、日仏の食に携わる人々を繋ぐ「atelier DOMA」をパリにて創設。日本の食文化を伝える事業を展開している。