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中古iPhoneはどれが買い!? メリット・デメリット/バッテリー/予算別オススメiPhoneは? <みずおじさん>

  • 2024.5.28
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今回は中古iPhoneの買い方をいつもと違った視点で紹介していきたいと思います。ひとつ目は中古iPhoneのメリット&デメリット。2つ目は1万円~10万円までの予算別でオススメiPhoneを紹介します。これは、私が今この値段で買うならという観点でチョイスしています。そして3つ目は、中古iPhoneのバッテリーの注意点について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【目次】

1.中古iPhoneのメリットとデメリット
2.予算別で選ぶオススメ中古iPhoneは?
3.中古のiPhoneのバッテリーについて
4.まとめ|フリマで中古iPhone購入は要注意!

中古iPhoneのメリットとデメリット

中古iPhoneのメリットとデメリット1
(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

最初に、中古iPhoneのメリットとデメリットを紹介していきます。

メリットのひとつ目は、比較的高性能な端末が安価に入手できること。

iPhoneは毎年新型が出るので、古いモデルは安価になっていきますが、高性能なのでまったく今でも使えるんですね。

2つ目はiOSのセキュリティアップデートが長いので、長期間安心して使えること。新機能を含むアップデートは通常5~6年で受けられなくなりますが、それ以降もセキュリティアップデートは長期間サポートされるので、結果的に長く使えます。

3つ目はSIMカード契約がなくてもiPhoneは使えるということ。もちろん、SIMカード契約がないと電話はできないですし、屋外ではネットに繋がらないんですが、家庭内でWi-Fiに接続すればネットに接続できます。

つまり、家庭内で動画を観たりゲームで遊ぶといった用途であれば、「サブ機」として使えるんですね。これはけっこう大きなメリットですので覚えておきましょう。

次に、中古iPhoneのデメリットについても確認しておきましょう。ひとつ目は購入する店舗で状態にバラつきがあり、いわゆる“ハズレ機種”を掴む可能性があるということ。

これはまあiPhoneに限らず中古なので仕方ないですよね。そして2つ目は、iPhoneのバッテリーの状態です。見た目では分かりませんが、iPhoneはバッテリーの最大容量が減ってしまうと性能も落ちてしまいます。

店頭なら確認できる場合もありますし、ネットショップでも最近はバッテリーの最大容量を表示しているところもあるので、ここをチェックして、なるべく状態のいいものを買ってください。

ただし、バッテリーは購入後に新品に交換して使うという手もありますので、これについては最後にじっくりと解説します。

予算別で選ぶオススメ中古iPhoneは?

それでは、さっそく予算別にオススメの中古iPhoneを紹介していきましょう。今回は1万円、3万円、5万円、7万円、10万円の5段階で紹介します。

予算1万円以下で選ぶiPhone「家用のサブ機にどうぞ!」

予算別で選ぶオススメ中古iPhoneは?1
予算1万円以下で選ぶiPhone。私のオススメは「iPhone 6s」の32GBモデルです(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

まず、予算1万円以下で家用のサブ機として使うのなら、「iPhone 6s」の32GBモデルがオススメになります。

iPhone 6sは2015年発売で約9年前のモデルになりますので、市場価格としては8,000円~1万円前後。9,000円も出せばそれなりのものが買えると思います。

9年前のモデルといっても、2021年リリースのiOS 15まで対応していますので、けっこう使えると思う人も多いのではないでしょうか。

もうひとつのポイントは、4.7インチの手頃なサイズ感ですね。昔のiPhoneはどれも4.7インチだったんですが、持ちやすくて片手で指が端まで届くので今でも人気があります。

実際に、iPhone 6sで何をすればいいのかというと、動画視聴専用とかゲームにサブアカウントでログインしたり、SNSやライブ配信などもサブアカウントで入ったりできます。処理速度は決して速くないですが普通に使えますよ。

具体的には、キッチンや寝室で動画を流しっぱなしにしておくとか、子どものゲーム専用にするといいと思います。

ただし、最新ゲームなどは非対応なものが多いです。これは性能的な問題とiOSが「15」というところもあって、どうしても動かないものが出てきます。

それでも、『パズドラ』『モンスト』『ツムツム』などはしっかり動きますので、まだまだ使える端末でしょう。

すでに、最新機能を含むiOSのアップデートには非対応なんですが、セキュリティアップデートは引き続き受けられるので、これからも安心して使っていただけます。

予算3万円以下で選ぶiPhone「やや実用的なものを」

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予算3万円以下で選ぶiPhone。私のオススメは「iPhone XS」の64GBモデルです(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

予算3万円以下なら、やや実用的なものを選びたいでしょうから、「iPhone XS」の64GBモデルがオススメになります。

iPhone XSは2018年発売ですが、やっぱり見た目がカッコイイですよね。とにかく高級感が凄いです。

市場価格は2万8,000円~3万2,000円前後です。3万円以下と言いつつ上限は3万円を超えているんですが、3万円前後で購入できるでしょう。

まず注目したいのがOSです。iPhone XSは2023年リリースの最新iOS 17に対応しているので、多少使えない機能もあったりしますが、ほとんどの最新機能が使えます。

次のポイントは5.8インチのディスプレイサイズです。これは大きすぎず小さすぎずちょういいサイズなんですね。

6.1インチじゃあ大きすぎるという人もけっこう多いので、このサイズは人気です。もちろん、デザインも高級感があって凄くカッコイイんですよね。

また、最新3Dゲームを動かす以外はほとんどのことが可能です。最新ゲームでも動くんですが、さすがに動作がやや重くなってきました。

最後にOSですが、2018年からすでに5年以上経過していますので、2024年の秋頃リリース予定のiOS 18には未対応の可能性があります。

ただし、そのあともセキュリティアップデートは継続されるので、数年間は安心して使えるでしょう。

とにかく、iPhone XSは見た目のカッコよさだけに惹かれて買うというのも全然アリだと思いますね。

予算5万円以下で選ぶiPhone「メイン端末も可能」

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予算5万円以下で選ぶiPhone。私のオススメは「iPhone 12」の128GBモデルです(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

予算が5万円以下となってくると、メイン端末で使うことも可能ですし、もしくは豪華なサブ機という扱いになるしょう。

それを考慮してオススメするなら「iPhone 12」の128GBモデルになります。

iPhone 12は2020年発売で、128GBモデルの市場価格は4万7,000円~5万5,000円前後になります。比較的新しいモデルになりますので価格の幅がけっこうあるんですが、約5万円前後で購入できると思ってください。

ちなみに、iPhone 12には64GBモデルもありますので、ストレージ容量をさほど使わないなら、さらに安く購入もできますよ。

まず注目したいのは、高速データ通信「5G」に対応していること。これ以前のiPhoneは5Gに非対応ですので、これは重要なポイントでしょう。

また、iPhone 12はカラバリも豊富ですし、現在の標準サイズである6.1インチの大画面。しかも、「有機EL」ディスプレイであることも重要なポイントになります。有機ELは液晶より画面もかなりキレイなので。

搭載チップは「A14」なので、最新アプリでもほぼ対応できますし動作も軽いです。何しろ去年までApple Storeで普通に販売されていたモデルなので、まだまだ新しい機種になります。

もちろん、OSは最新のiOS 17に対応していますが、2026年の秋頃リリース予定のiOS 20は対応しない可能性があります。

それでも、今後2年くらいはアップデートで新機能が追加されますし、2026年以降もセキュリティアップデートは継続されるので、メイン端末としても長く使うことができると思います。

ストレージ容量を使わないなら64GBモデルもアリですし、ディスプレイの小さなiPhone 12 miniを選ぶと、価格はさらに下がります。それでも、iPhone 12 miniの性能はiPhone 12と同じなんですね。

なお、iPhone 12のバッテリーはちょっと減りやすい傾向にあります。iPhone 13以降はとくにバッテリーが減りにくくなっているので、よけいにiPhone 12はバッテリーの減りが早く感じるかもしれません。

予算7万円以下で選ぶiPhone「長く使えるiPhone」

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予算7万円以下で選ぶiPhone。私のオススメは「iPhone 13 mini」の128GBモデルです(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

予算が7万円以下となれば、かなり長く使える新しいiPhoneになってきますので、それを考慮したオススメは「iPhone 13 mini」の128GBモデルになります。

まあ、これには異論がある人もいると思いますが、iPhone 13 miniは2021年発売で、市場価格としては6万2,000円~7万円前後です。なかには5万円台のものもあったりもします。

最大の特徴は、やはりディスプレイサイズが5.4インチなので持ちやすく、片手で文字入力ができることでしょう。

実はiPhone 13 miniは、最初に紹介したiPhone 6s(4.7インチ)より画面は大きいんですが、本体の高さはなんとiPhone 6sより小さいんですね。

そのくらい小さくてかわいいiPhone 13 miniですので、今でも日本では非常に人気が高いモデルとなっています。

しかも、処理性能は今もApple Storeで販売されているiPhone 13と同じ「A15」チップを搭載しており、性能は十分。アプリも問題なく動作します。

当然、OSは最新のiOS 17にも対応していますが、おそらく2027年秋頃リリース予定のiOS 21は非対応になる可能性があります。

もちろん、その後もセキュリティアップデートは継続される予定なので、少なくとも2027年までは安心して使えるでしょう。

iPhone 13シリーズの最低ストレージ容量は128GBになっているところも重要なポイントです。

iPhone 12なら64GBモデルもあって少し安いんですが、iPhone 13シリーズのほうが少し高くてもストレージ容量が2倍の128GBになるので、そういった意味でも、iPhone 13シリーズは長く使えるモデルだと思います。

ただし、バッテリーは本体サイズが小さいので、やや減りやすい点には注意が必要でしょう。モバイルバッテリーを一緒に持ち歩いたほうがいいかもしれません。

予算10万円以下で選ぶiPhone「なるべく安い最新」

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予算10万円以下で選ぶiPhone。私のオススメは「iPhone 14 Plus」の128GBモデルです(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

予算10万円以下なら、ほぼ新品のモデルが買えてしまうんですが、できるだけ新しいiPhoneを買いたいということなら、オススメは「iPhone 14 Plus」の128GBモデルになります。

iPhone 14 Plusは2022年発売で、今でもApple Storeで売っている新しいモデル。iPhone 14 Plusはカラバリもたくさんあって、とくに私の好きなイエローがあるのがいいんです。

市場価格としてはまさに10万円前後。11万円まではいかないけど、9万円前半もあまりない感じです。

とはいえ、iPhone 14 PlusはApple Storeで12万4,800円で販売されていますので、実質2万4,800円くらいしか安くないんですが、本体価格を抑えた差額でAirPodsシリーズを買うこともできると思います。

ポイントになるのは、やはり標準モデルでありながらも6.7インチというiPhone 14 Pro Maxと同等の大画面を備えていること。バッテリーもiPhone 14 Pro Maxと同じ大容量なのでかなり持ちます。

つまりiPhone 14 Plusは、iPhone 14 Pro Maxと同等の大画面&大容量バッテリーなのに安価なモデルという意味でお買い得なんですね。

ちなみに、iPhone 15 Pro Maxを購入すると最低でも18万9,800円かかります。単に大画面&大容量バッテリーが欲しいということなら、iPhone 14 Plusなら9万円も安く買えますよ。

処理性能はiPhone 13 Proと同じ「A15」を搭載しているので、当然、3Dゲームなども問題なく遊べます。

iPhone 14 Plusはかなり新しいモデルですので、当然、最新のiOS 17に対応していますが、2027年の秋頃にリリース予定のiOS 21には対応しない可能性があります。

もちろん、最新iOSのサポートが終わっても、その後はセキュリティアップデートが継続されるので、かなり長く使えますよ。

バッテリー容量も大きいのでバッテリー交換までの期間も長くなると考えれば、なかなかコスパはいいのではないでしょうか。

中古のiPhoneのバッテリーについて

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中古iPhoneを買うときはバッテリーの劣化に注意しましょう(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

中古のiPhoneを買うときはバッテリーの劣化が気になる人も多いと思いますので、ここではバッテリーについて解説しておきましょう。

まず、最初に覚えておきたいのが、iPhoneはバッテリーを交換すれば新品同様の動作に戻るということです。

たとえば、最初に紹介したiPhone 6sはかなり古いモデルなので、動作が重いなあと感じるでしょう。でも実は、たいていのことはバッテリーを交換すれば解決します。

ストレージ容量が満杯でない限りは、ほとんどの場合、新品のような動作に戻るんですね。

というわけで、安価なモデルを購入してバッテリーを交換するのもアリです。

iPhone 6sの場合はApple公式でのバッテリー交換サービスはすでに終了していますが、街の修理店での費用は4,000~5,000円程度ですので、この費用を中古価格と合算して比較してみるといいかもしれません。

ただし、中古のiPhoneを購入するとき、いくら安くても初心者がフリマで購入するのはオススメできません。

フリマの場合は出品する人も買う人もバッテリーに対する意識がなかったりするので、買ったあとでバッテリーがかなり劣化していたという場合もよくあります。

バッテリーの状態によって、購入したあとのiPhoneの使用年数が大きく変わってしまうので、十分注意してください。

最後に、今回紹介した中古iPhoneのなかで、もっともオススメしたいのは、予算5万円以下で紹介した「iPhone 12」になります。

これはiOSのサポートもまだ長く続きますし、性能的にもまったく問題がありません。

何にしろ、去年までAppleStoreで普通に売っていたモデルですから、実用的なサブ端末やメイン端末としてもまだまだ長く使えると思います。

まとめ|フリマで中古iPhone購入は要注意!

いかがでしたか? 中古iPhoneで気をつけたいのは、本体のキズだけでなくバッテリーの状態です。

バッテリーが劣化していると1日も持たないですし、性能的にも劣化してしまうので、ここだけはしっかり確認してから買いましょう。

そして、実際にiPhoneを2台持ってみると本当に便利なことが分かります。動画視聴専用やSNS専用としても使えますし、子ども専用っていうのもアリだと思います。

ほかにも、ゲームやSNSのサブアカ用に中古iPhoneをもう1台持っておくというのもオススメな使い方ですね。

最後に、フリマで中古のiPhoneを買う場合は少し注意が必要になります。商品の状態をしっかり確認しないとトラブルになりますし、最近は「写真詐欺」もよくあります。

写真には付属品が写っているのに、※マークで「付属品はありません」と小さく書いてあったりすることもありますので、とくに初心者は気をつけてください。

こちらのチャンネルでも解説しています。



By OTONA LIFE

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