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「やっと開放された」自分の国籍を変えたときに感じたこと

  • 2024.5.28

このお話は、韓国国籍の著者・おと(@oto_ppu)さんが日本で生活する上で苦労したことが率直に描かれています。生まれも育ちも日本の おとさん。彼氏と同棲をする直前、彼の両親に「韓国国籍だから」という理由で反対されてしまいました。一時は、別れを考えるほどでしたが、ようやく納得できる結論にたどり着きます。そして、2人は晴れて…。『国籍問題で破局しかけた話』をダイジェスト版でごらんください。

念願のプロポーズ

同棲をしていた彼氏から、ロマンチックな雰囲気でプロポーズされたおとさん。幸せで、胸がいっぱいです。ですが、ここまでたどり着くのに、たくさんの困難がありました。

実は、「おとさんが韓国国籍だから」という理由で彼氏の両親に同棲を反対されてしまったのです。さらには、「結婚するなら日本国籍を取得することが条件」とまで言われてしまったのです。おとさんは、人格を否定されたように感じ、とても傷つきます。

その後、2人は何度も話し合いを重ねます。彼氏の家族とのこと、自分のルーツのこと、そして2人の未来のこと…。一時は、別れを決意したほどでしたが、彼氏の「一緒の戸籍に入りたい」という言葉を聞き、日本国籍を取得することを決意。

同棲から1年後、約束を果たすときがきました。

国籍を変えるまでの葛藤

韓国国籍から日本国籍へ移るという、大きな決断をしたおとさん。一時は、国籍を変えることを結婚の条件と言われ、ひどく落ち込みました。自分の両親へどう伝えるべきか悩み、そして自分のルーツを否定することになるのでは…と、さまざまな葛藤がありました。

ですが今は、「日本国籍を取得してよかった」と思っています。自分が一番大切にしたいのは彼との未来だと気づき、後悔していません。むしろ、今は幸せでいっぱいの様子です。

日本国籍を取得した、その後

実は、日本国籍を取得できた日は、何も感じなかったという おとさん。国籍について、散々悩みましたが、韓国国籍だろうと日本国籍だろうと、「自分は自分、何も変わらない」ということに気づきました。

本作では、韓国国籍の女性が、日本で生活するうえで苦労したことが率直に描かれています。おとさんのように、就職や結婚などの大きな決断をするとき、何かを変えなければいけないことが、人生では何度かありますね。おとさんは、「国籍を変える」という大きな決断に迫られました。

国籍に限らず、大きな変化には、多少の決断はつきもの。そのとき、何を大切にして、どのように判断するべきなのか…。とても参考になるお話だと感じました。

やはり、最後は自分が後悔しないよう、自分自身が決断することが重要ですね。

著者:ももこ

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