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毎日3分! 書くだけで人生が変わる方法

  • 2024.5.28

「多くの人は人生で手に入れたいもの、なりたい自分像を何となくでも持っています。しかし、なりたい自分とありのままの自分との間にギャップがあるとき、自分を信じることができなくなり、がっかりして食べ過ぎ、飲みすぎたり、過剰に自分を批判したり相手と比べることに時間を費やして疲労し、自分の人生を諦めていきます」とヘルスコーチのAYUMIさん。

でも、『書く』というシンプルな習慣を日常に取り入れることで、生活のあらゆる側面に良い影響を引き起こし、良い習慣の連鎖になって人生の全てが変わる可能性があるそう。

今回は、書くだけで人生が変わる方法について教えてもらった。

(以下、AYUMIさん)

「To do リスト」と「深く理解するために書く」ことは違う

To doリストは通常、やるべきこと、日常を記録するもの。

(例)

食事と食べたものを記録する

行ったことと結果を追跡する

一日の出来事を時系列に記載、メモする

深く理解するために書くことは自分の考えや感情を振り返るためのもの。

(例)

今日達成したいこと、達成したことを振り返る

どんな1日にしたいか、どんな日だったかを確認、意図をもつ

目標に向けての進捗、改善すべきことを書く

今日の出来事、人生に感謝する

「今日、身につけてほしいことは自分自身をより深く理解し、目標を設定して追いかけ続け、結果を手にするために書くことです。それは自分の本当の声を聞くことにつながり、考えを意識し、達成に向けて持続可能な方法を見つけることができるようになります」

自分を深く理解するために書くことが良いワケ

「書くことは考えることであり、思考を研ぎ澄ます方法です。書くことで、頭の中でグルグルしている考えを文字に記録し、客観的に考えを把握できるようになります。ひそかに恐れていること、考え、感情を明らかにすることで、自分自身を知ることができます。記憶だけに頼るよりも考えを反映できるため、自己認識の実践を向上させます。また書いていくと、自分の望みを自分で妨げていた何かを明らかにすることもできます」

書く習慣で人生が変わる5つの理由

①目標を実現する能力が高まり達成が早まる

「書くことで毎日の過ごし方、人生のビジョンや目標を見直し、磨きをかけていくことができます。年に一度の目標を書いて忘れてしまうのではなく、毎日書くことによって思い出させ、潜在意識に刻み込まれることで行動になりやすく、最終的には、あなたの夢やビジョンが物理的な現実になります」

②自分のアイデンティティを形成し、人生が明確になる

「書くことによって、必要でないのに何となく行動していたことを理解し、もっと重要なことに時間とエネルギーを使うようになります。書くことで自分の現在と未来の世界を意識し、そこに到達するための行動をするようになるため、自分の存在、存在意義、存在価値の認識が高まり、進むべき道を毎日明確に感じながら生きることができるようになります」

③感情がスッキリする

「書くことは自分の癒し、ストレス軽減になります。仕事や家庭で感情的な気分になったとき、その感情を書き出すことによって起きた物事を完全に理解し、自分の本当に抱いていた感情に気づくことができます。そうすることで感情的になった物事を何日も何年も引きずることなく、消化することができ、回復力を高めます。より強く、賢く前に進めるようになりますよ」

④感謝の気持ちが高まるので、心理的課題を克服しやすくなる

「うまくいかなかった日や気分が悪い時でもその気持ちを書き始めると、心の中、紙の上で感謝の気持ちを持っている自分に気づくことがあるでしょう。単に起きた出来事に翻弄されなくなるので、欠乏感から豊かな気持ちを多く持つようになります。そうすると自尊心が高まり、楽観的になりリラックスして睡眠改善、人間関係の改善などあらゆる方面で良いことにつながります」

⑤正直になると、考え方が変わる

「自分の気持ちに正直になるだけで、物事、世界に対して違う視点を持つことができるようになります。自分の持っていた心配や恐怖、不安が実際はそれほど大きな問題ではなかった、それほど心配する必要がなかったことがわかります。自分に正直になり、俯瞰して見ることでたとえうまく進んでいない時も、自分には対処する力がある、対応する能力があると信じることができ、これまでとは違う行動ができるようになります」

毎日書くための必読ヒント

・携帯のアプリやメモもいいですが、紙やノートに書くことが最善です。

・毎日決まった時間を決めてください。(寝る前や起きてすぐ、仕事の前の5分など)

・気持ちが上がる、気分が良くなる音楽を聴きながら書いてもいいでしょう。

・自分だけでなく、人生に関わる人、共にしたい人について書きましょう。そうすることで、人間関係の改善につながります。

・何を書いていいか分からない場合は、最近の出来事について書いてみたり、今、書くことができる健康な体と時間があることに感謝することからはじめてください。

・ルールはありません。自分が続けられて心地の良い方法を作ってください。

・“書くこと”が目的にならないように気をつけてください。書くことではなく、書くことによって人生に変化をもたらすことを目的としてください。

・「今日は人生で最高の日になるでしょう」と書いてください。文字通り、そうなります!

まとめ

「書くことは人生をよりコントロールできるようになり、未来に前向きに行動できるようになる方法です。書こう!と思っても最初は時間を見つけることができない、忘れてしまう時もあるでしょう。まずは思い出した時から行ってみてください。書くことが楽しくなり、気づいたら習慣となります。自分の未来に期待しましょう!」

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