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子どもが【店や他人の物を壊す】も「子どもがしたことなんで」【謝らないママ友】→ 因果応報の末路に

  • 2024.5.28
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子どもが小さい頃はまだやっていいこととダメなことの区別がついておらず、色んなものを触って壊してしまうなんてことはよくありますよね。しかしその時に子どもを叱るかどうかは親の教育方針によって違います。今回はいわゆる「叱らない親」のママ友に出会った筆者の知人Tさんから聞いたお話です。

画像: 子どもが【店や他人の物を壊す】も「子どもがしたことなんで」【謝らないママ友】→ 因果応報の末路に

ママ友とショッピングモールへ

当時Tさんの子どもはまだ幼稚園児で、子どもが同じ幼稚園に通っているご近所のママ友数人と親しくしていました。

「みんなでショッピングモールに行こう!」
ある日、ママ友たちと子どもを幼稚園に迎えに行ってから、みんなで新しくできたショッピングモールに行くことになりました。

「あれ、Hちゃんどこ行ったの?」
ママ友たちと子ども服屋で買い物を楽しんでいると、他の子どもは皆ママと一緒にいるのに、ママ友Hさんの子どもだけがいなくなっていることに気づきました。
「あー、退屈だから隣のお店行ったみたい」
Hさんはケロッとした顔で答えます。
「え、見てなくて大丈夫?」
「大丈夫大丈夫、気にしないでいいよ」
「いやいや、ダメでしょ」
Hさんは大丈夫というものの、さすがに小さな子をひとりでほったらかしておくわけにはいかないと、他のママ友たちも一緒に隣の店に移動しました。

謝らないママ友

隣の店は雑貨屋さんでしたが、子どもが触ったら危ない食器や調理器具などが沢山陳列されています。

皆が隣の店に移動した瞬間、お店の奥でガシャンという大きな音が響き渡りました。
「あららー、やっちゃったね」
音のした方に行くと、そこには大声をあげて泣いているHさんの子と、床に散らばった陶器のかけらが。

どうやらHさんの子が、お店にディスプレイされていた、動物の形をしたアロマランプを落として壊してしまったようなのです。
「お客様、おケガはありませんか?」
あわてて店員さんが駆け寄ってきて、Hさんの子にケガはないか気遣ってくれました。
「あー、大丈夫みたい」
Hさんは子どもの体にケガがないか確かめながら答えました。
「びっくりしたんだね、よしよし」
そしてHさんは子どもの頭を撫で、店員さんに向かって信じられない一言を投げかけました。
「子どもがしたことなんで、片付けお願いします」
そして子どもの手を引いて、スタスタと店から出て行ってしまったのです。
「え……弁償しないの?」
Tさんを含む周りのママ友たちはあっけにとられた顔。
「連れのものがすみません、おいくらですか?」
とりあえず立て替えようとTさんが店員さんに聞くと、店員さんは困った顔で言いました。
「わざと壊されたわけではないので、結構です」
代金こそ請求されませんでしたが、子どもがしたことだからと謝罪の一言もないHさんにママ友たちはドン引きしてしまいました。
「子どもの手の届くとこに、あんな壊れやすいものを置いとく方が悪くない?」
店の外にいたHさんは、お店のものを触ってはいけないと子どもを叱るわけでもなく、むしろお店の方が悪いといった態度。

その事件をきっかけにTさんたちはHさんに違和感をおぼえるようになりました。

植木鉢を割ってしまい……

ママ友たちは微妙な雰囲気でしたが、子どもたちはあいかわらず仲良しで、放課後は毎日のように集まって遊んでいました。

そんなある日、子どもたちが数人でTさんの家の前で遊んでいると、またガシャンという音が響きました。

「あっ!」
その音を聞きつけ、TさんとたまたまTさんの家に遊びに来ていたママ友、そしてHさんが外に出ると、隣の家の門の前に置かれていたパンジーの植木鉢が真っ二つに割れているのが目に入りました。
「大変! 何があったの?」
「ボールがぶつかっちゃって……」
その場にいた子どもたち全員が、青い顔で立ちすくんでいます。しかしHさんの子どもだけは平気な顔をしていました。

「謝って弁償しよう。いい? みんな。お家の前でボール遊びはしないって約束したよね? 何か壊しちゃうかもしれないし、車も来るから危ないって言ったでしょ!」
Tさんとママ友は子どもたちを厳しく叱りましたが、Hさんだけは違いました。
「子どもがしたことだし、別にいいじゃん。黙ってりゃバレないって。だいたい家の前に植木鉢なんか置いてる方が悪いんじゃない? 悪いけど私たち、先に帰るわー」
「え?」
またもあっけにとられているTさんたちをよそに、Hさん親子は帰って行きました。
「そんなことより謝らないと!」
「ごめんなさい」
「ママたちじゃなくて、おうちの人にごめんなさいしようね」
「はーい」
Tさんはお隣の家のインターホンを押しましたが、返答はありません。仕方ないので皆でこわれた植木鉢の破片を集め、いったんTさんの家で預かることにしました。
「お手紙書いて入れておくわ」
Tさんのは子どもたちが植木鉢を壊してしまったことや、後日植木鉢代を弁償するということ、お花はTさんの家で預かっていることを丁寧な謝罪とともに手紙に書き、お隣の家のポストに入れておきました。

お隣さんの反応は

その日の夜、帰宅したお隣の奥さんがTさんの家を訪れました。
「お手紙見て、お花引き取りにきました」
「本当にすみませんでした、植木鉢は弁償します」
「ごめんなさい……」
Tさんの子がお隣さんに謝ると、お隣さんはにっこりと笑いました。
「ちゃんとごめんなさいできてえらいね。でももうボール遊びしちゃダメだよ。実はさっき、何があったか防犯カメラで確認したんです。それで」
お隣さんが確認したところによると、Hさんの子が投げたボールが当たって植木鉢が割れたというのです。
「だからTさんには弁償していただかなくても結構ですよ。みんな自分が投げたわけじゃないけどちゃんと謝って、良い子たちですね。もちろん黙って帰った親子にはそれなりの請求をさせていただきます」
お隣さんはそう言って、割れた植木鉢を持って帰りました。

後日幼稚園のお迎えに来たHさんが「植木鉢代の請求されてやんなっちゃう! 子どもがしたことなのにひどい!」と会うママ会うママに愚痴っていました。

しかし事情を知っているママ友たちは誰も同情することなく、そっと距離を置いたそうです。

子どもがしたことだからといって全部が許されるわけではありませんし、むしろ親がしっかりと叱ったり、相手に謝ったりすべきなのではないでしょうか。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子

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