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やわらかくまろやかな甘味を楽しむ"ミニトマトのタラゴンビネガー風味"

  • 2024.5.27

皮をむいたミニトマトとタラゴンビネガーをただ和えるだけのシンプル副菜です。トマト嫌いの人にこそぜひ試してほしい一品です。食文化研究家の北村光世さんに、フランス料理でよく使われるハーブのタラゴンを使ったお酢、自家製タラゴンビネガーを生かした料理を教わりました。

やわらかくまろやかな甘味を楽しむ"ミニトマトのタラゴンビネガー風味"

■“ミニトマトのタラゴンビネガー風味”のつくり方


◇材料 (つくりやすい分量)

ミニトマト:1パック(約15個)
タラゴンビネガー:小さじ1弱(※)


※タラゴンビネガーのつくり方はこちら

(1)下ごしらえ
ミニトマトはへたを取り除く。へたが付いていたあたりに包丁でごく浅く小さな切り込みを入れる。

(2)皮を湯むきする
鍋にたっぷりの湯を沸かし、①を一気に加える。約30秒で皮がむけだしたら、氷水にとる。余熱が入らない程度に冷えたらザルにあける。切り込みを入れたところから皮をむいて器に入れ、食べる直前まで冷蔵庫で冷やす。

(3)ビネガーと和える
食べる直前に②を取り出し、タラゴンビネガーを回しかける。大きめのスプーンで底から上下を返してタラゴンビネガーをからめる。

完成
完成

――教える人

「北村光世 食文化研究家」

京都生まれ。アメリカ留学後、青山学院大学で長年教鞭をとる。30年以上にわたって地中海地域をはじめとする世界各国を旅し、あるいは生活しながら、風土ありきの食文化や料理を研究。また、イタリア・パルマの郊外に拠点をもち、イタリアと日本の文化交流にも力を注ぎ続けている。


※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「お酢」に掲載したものです。

文:遠藤綾子 写真:牧田健太郎

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