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ジャンプ『ヒロアカ』がまさかのドベ5! 掲載順急落の原因をめぐって議論に

  • 2024.5.27
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『僕のヒーローアカデミア』35巻(堀越耕平/集英社)

最終章に突入し、波乱の展開が繰り広げられている『僕のヒーローアカデミア』。読者たちの盛り上がりも最高潮…かと思いきや、9月5日に発売された『週刊少年ジャンプ』40号では、ちょっとした異変が生じていたようだ。

※『ヒロアカ』最新話の内容に触れています

第365話『No.4とNo.5』では、心肺停止となった爆豪勝己を救うべく、プロヒーローのエッジショットが個性「紙肢」によって決死の蘇生をスタート。しかしその行動を死柄木弔が許すはずもなく、猛攻を仕掛けてくる。

すかさずミルコたちも応戦し、爆豪を守るために必死になるヒーロー陣営。その様子に死柄木は、誰にも救われなかった自身と、みんなが救おうとする爆豪を対比し、怒りにさらに火がついてしまう…。

文字通りの“死闘”であり、一瞬たりとも目を離せない展開。しかしそんな今回のエピソード、掲載順はまさかの15位と、下から数えて5番目の位置となっている。いつもは上から5位以内の常連なので、異常事態と言えるだろう。

しかも現在描かれているのは、もっとも盛り上がるはずの最終章。それにもかかわらず、掲載順が急落するという光景に、《ちょ、今週のヒロアカ何でこんな後ろの方に掲載されてるの…?》《ヒロアカ掲載順後ろの方でびっくり。ここまで来てシャーマンキングルートはないよね…?》《今週のヒロアカ掲載順やばくておったまげた》《爆豪事件のせいか掲載順がとんでもねーことになってんな》と波紋が広がっている。

最終章の不評か、入稿遅れか…

掲載順の急降下に対して、読者の間ではさまざまな理由がささやかれている。まず、最終決戦におけるラスボスである、オール・フォー・ワン(AFO)や死柄木に魅力がないという理由。ヒーローが2人に蹂躙される状況が延々と続いており、重苦しすぎる展開に読者が疲れているという説だ。

爆豪をめぐる一連の展開も不評を疑われているが、「ジャンプ」のアンケート反映は8週分の平均というウワサ。爆豪が窮地に陥ったのは3週前からなので、タイミングが少々早すぎると考えられる。

他方で、話の良し悪しではなく「入稿遅れ」の影響とする指摘も。通常なら1話あたり20ページ前後載るはずが、ここ最近は減ページが目立っており、今週も13ページしか載っていない。次週も休載であるため、スケジュールに問題が生じている可能性も高そうだ。

実際、過去にも『ONE PIECE』が入稿遅れで掲載順を下げ、中盤あたりに掲載されていたことがある。作者の尾田栄一郎も巻末コメントで「僕が原稿遅れたせいです」と説明していた。ただ、今号の巻末コメントでは、作者の堀越耕平はとくに掲載順については言及していない。

いずれにしても、今後の掲載順変動によって真相が分かりそうだ。

文=野木
写真=まいじつエンタ

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