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『涼宮ハルヒ』は昔のラノベ!?『らき☆すた』『日常』復活の裏で悲惨な扱い…

  • 2024.5.27
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『涼宮ハルヒ』は昔のラノベ!?『らき☆すた』『日常』復活の裏で悲惨な扱い… (C)PIXTA

かつて『京都アニメーション』でアニメ化され、オタク文化全般に大きな影響を与えた『らき☆すた』が連載を再開。昔を懐かしむ声もあるが、同じ京アニ・KADOKAWA系コンテンツといえば、『涼宮ハルヒ』シリーズは一体どうなったのだろうか。

オタクのバイブルが復活!

9月2日、『艦隊これくしょん-艦これ-』の運営コアチームとしてお馴染みの『C2機関』が、ツイッター上でトライアルマガジン『みたいな!(MITAINA!)』の新刊情報を公開。『らき☆すた』の同誌への移籍が決まり、今年11月10日刊行予定のvol.3で復活するのだという。

ニュースです!
ずっと「艦これ」を応援してくれている、美水かがみさん!ちなみに提督的には「川内」推し!
その美水かがみさんの【らき☆すた】、戦略実験誌【MITAINA!】に移籍&復活正式決定です!そして、すみません、最新【MITAINA!】vol.3は、少し伸びて今秋11/10(木)刊行決定です!#らきすたpic.twitter.com/gpmYKCu9uH

— C2機関 (@C2_STAFF) September 2, 2022

「らき☆すた」は2004年より『コンプティーク』にて連載が始まった、美水かがみによる日常系4コマ漫画。2007年には「京都アニメーション」によってアニメ化され、オープンなオタク女子高生を主人公とした、当時の“オタクあるある”をふんだんに盛り込んだ作風が人気を博した。

アニメを利用した町おこしや、当時はまだ肩身が狭かった“オタク”の地位向上など、後のオタク文化への影響は計り知れない。かつて『あずまんが大王』が切り開いた“萌え4コマ漫画”をジャンルとして確立させたのも、「らき☆すた」と言えるかもしれない。

「昔のラノベ」になってしまったハルヒ

そんな「らき☆すた」が不定期掲載という名の実質的な休載から復活するとあって、かつてのファンからは《らきすた復活ありがてぇ》《えらく懐かしいのが出てきたな》といった声が。また、昨年は同じく「京都アニメーション」でアニメ化されたKADOKAWA系コミック『日常』が連載再開したため、「空前のリバイバルブーム」と興奮するアニメファンもいるようだ。

しかしそんな中で停滞が続いているのが、「涼宮ハルヒ」シリーズ。2020年に9年振りの新作として『涼宮ハルヒの直観』が発売されたが、番外編的なストーリーしか収録されていないため、実質的に本編は2011年に刊行された『涼宮ハルヒの驚愕(後)』から動いていないことになる。

そのような状況だからか、最近放送されたアニメ『継母の連れ子が元カノだった』第8話では、『涼宮ハルヒの憂鬱』が「昔のラノベ」として紹介されるシーンが。当時を知る古のオタクからは、《昔のラノベ…そうか…そうやんね》《昔か…昔になっちゃうのか…》《もう今の人から見たら古典なんだろうなぁ》といった悲しみの声が上がっていた。

京アニ作品リバイバルブームの波に乗って、「涼宮ハルヒ」シリーズにも復活してもらいたいところ。さらに欲を言えば、『涼宮ハルヒの消失』以降制作されていないアニメシリーズにも期待したいのだが、何かしらの進展はあり得るのだろうか。

文=大上賢一

【画像】

master1305 / PIXTA

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