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ビッグ・マムにクローンが存在!?『ONE PIECE』最大のタブーに触れる衝撃考察

  • 2024.5.27
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『ONE PIECE』104巻(尾田栄一郎/集英社)

相次ぐ伏線回収ラッシュに湧く『ONE PIECE』だが、最近の展開で「クローン人間」が登場したことで、さまざまな考察が盛り上がっている。“四皇”ビッグ・マムにクローンが存在したという説も浮上しているが、その真相は果たして…。

意外なキャラクターにクローン疑惑

『週刊少年ジャンプ』2023年8号に掲載された第1072話『記憶の重さ』では、「CP-0」のメンバーであるステューシーが、「MADS」のクローン実験による成功体第1号であることが判明した。

さらにそのクローン元が、かつて「ロックス海賊団」にいたミス・バッキンガム・ステューシーだったことも明かされている。

ステューシーの出自も驚きだが、それよりも重要なのはクローン技術がすでに実用化の域に達していることだろう。以前登場したキャラクターも、“クローンの産物”だという可能性が生まれてくるからだ。

とくに脚光を浴びているのが、「最悪の世代」の女海賊、ジュエリー・ボニーがビッグ・マムのクローンではないか…という説。

実はこの2人には、いくつもの匂わせぶりな共通点がある。ボニーはその底なしの食欲から“大喰らい”の異名を持つが、ビッグ・マムも自身の食欲を抑えきれず、国を崩壊させてしまうほどの食いしん坊キャラだ。

さらに決定的なのは、見た目がそっくりだということ。髪の色がピンク色であることだけでなく、以前回想シーンで描かれた「ロックス海賊団」時代の若きビッグ・マムは、ボニーと瓜二つの顔立ちをしていた。

ボニーはかつて世界政府の監視下に置かれていたようだが、その正体が“四皇のクローン”だとすれば、何もかも辻褄が合うだろう。

単行本61巻に収録されている第595話では、赤犬がボニーの身柄を確保する場面があり、「お前が政府から逃げたと聞いた時ァ ひやりとしたがのう」と意味深な発言を放っていたが、それもまた伏線だったのかもしれない。

クローンは別の人物? 錯綜するボニーの出自

しかしボニーがビッグ・マムのクローンという説については、いくつか反論も存在する。ここで問題になるのが、「ソルベ王国」の王太后であるコニー王太后だ。

「聖地マリージョア」に潜入する際、ボニーは自身の能力で老婆へと姿を変えていたが、その時の見た目はコニーにそっくりだった。そのため、コニーとボニーには何らかの関係があると指摘されている。

考察勢の中には、ここから「ボニー本人はクローンではない」という説を唱える人も。ビッグ・マムのクローンはくまの妻であり、ボニーの母にあたる人物の方なのではないか…と考えられているのだ。

また、ボニーの名前についても、その説を裏付けるような証拠がある。有名なクローン羊として「ドリー」の存在はよく知られているが、そこから生まれた子羊の名前は「ボニー」なのだという。

奇妙にも「ONE PIECE」のボニーと一致しているが、これは“クローンから生まれた子ども”という設定を暗示する布石なのではないだろうか。

どちらにせよ、今後クローン技術の設定が物語と深く関わってくることは間違いないだろう。「ONE PIECEの女性キャラはみんな同じ顔」と指摘されることが多いが、それも実はクローン設定につながる壮大な伏線だったのかもしれない…。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ

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