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『龍が如く』セリフ棒読みで世界観が台無しに…賛否両論を巻き起こした芸能人キャスト3選

  • 2024.5.27
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『龍が如く』セリフ棒読みで世界観が台無しに…賛否両論を巻き起こした芸能人キャスト3選 (C)PIXTA

人気ゲーム『龍が如く』シリーズといえば、声優だけでなく、芸能人などがキャラクターボイスを担当していることでお馴染み。しかしその演技をめぐり、ファンからツッコミを浴びてしまうことも多かった。

今回は、歴代シリーズでもとくに激しい賛否を呼んだキャストを振り返ってみよう。

<その1>谷村正義(成宮寛貴)

まず1人目は、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』の主人公の1人である谷村正義。現在は引退した俳優・成宮寛貴が声を担当しており、グラフィックのモデルにも“本人の顔”が使用されている。

役名の通り、自身の正義を貫く刑事として大立ち回りを見せたが、演技面では賛否両論だった。とくに戦闘中の掛け声がよくネタにされているが、それよりもインパクトが強いのはカラオケのシーンだろう。

同シリーズではミニゲームとして、主人公のカラオケを聴けるようになっているが、なぜか谷村はカラオケパートがなく、合いの手だけが収録されている。

だが、その合いの手は、《覇気がない》などとツッコミを受けていた。

とはいえ、そんなところも含めて人気が高いキャラクターではあり、《攻撃するときの声も棒でめちゃくちゃかわいい》《超棒読みの谷村正義が好き》《カラオケの合いの手がクソ雑で棒読みな谷村が好きなんだ》と愛されている。

なお、成宮が2016年に芸能界を引退した影響から、後に発売された「4」の移植版では、声優・増田俊樹にキャスト変更された。

<その2>笠原清美(真木よう子)

『龍が如く6 命の詩。』で、広島・尾道にあるスナックのママとして登場したのが、笠原清美だ。

そのボイスは、人気俳優の真木よう子が担当。抑揚を控えめにした演技によって、しっとりした色気を醸し出しており、《真木よう子のスナックのママ感100点》とも評価されていた。

ただ、彼女はメインストーリーに度々絡んでくる役どころで、物語の鍵を握るシーンでのセリフも多い。

シリアスな場面で、落ち着いた演技が浮いてしまうこともあり、ファンの反感を買ってしまったようだ。

ただでさえ、「6」は評価が高いゲームではない。そこで清美に全責任をなすりつけ、《清美の声優がド下手くそ過ぎて全て台無しにしてる!》《龍が如く6を台無しにしてしまった》と批判する人も少なくない。

<その3>堂島大吾(徳重聡)

極道組織「東城会」6代目会長の堂島大吾は、15年以上シリーズに登場している主要キャラ。ファンにとってはお馴染みの存在なのだが、その声を担当する徳重聡に不満を抱いている人もいるようだ。

というのも、初登場作品だった「龍が如く2」では、演技が成熟しきっておらず、微妙な第一印象を植え付けてしまうことに。その後も、バトルでの掛け声や滑舌がウィークポイントとなっていた。

中でも「4」終盤のバトルは、悪い意味で注目を浴びていた印象。

掛け声に締まりがないうえ、「来いよ桐生」というカッコいいはずの言葉は、《「来いよ、桐生!!」が「お湯を切る!!」にしか聞こえない》《何て言ってんのか何回聞いてもわからなくて、ツライ》《お湯を切るとか言っててマジで笑った 笑ってバトルできない…》と、散々ネタにされている。

それでもシリーズを重ねるごとに、演技力が格段に成長。キャラクターに合った声になり、組織のトップにふさわしい重厚感ある演技になった。

そもそも芸能人の声優挑戦は、批判を浴びやすいもの。感情がぶつかり合う人間ドラマが展開される「龍が如く」シリーズでは、なおさらハードルが高かったのかもしれない。

次のシリーズに登場するゲストにも、注目が集まりそうだ。

文=野木

【画像】

master1305 / PIXTA

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