ニッカウヰスキーと言えば、NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の主人公のモデルとなった、竹鶴政孝さんが創業した老舗のブランドですよね。本格的なウイスキー造りに情熱を燃やした彼の魂を受け継ぎながらも、ニッカウヰスキー公式ではなかなかチャレンジングなアレンジレシピを紹介しています。今回はなんと、半熟卵をウイスキーに漬けるという暴挙に出ました!驚きながらも、さっそく作ってみましたよ♪
ニッカウヰスキー公式「ウイスキー漬け半熟卵」の材料と作り方
【材料】※1~2人分
・ブラックニッカクリア…大さじ1
・水…大さじ3
・しょうゆ…大さじ2
・砂糖…大さじ1
・半熟卵…2個
半熟卵は、鍋でお湯を沸騰させてから、卵を入れて6分茹でたもの。
【作り方】※調理時間:3分+冷ます時間+漬け時間8時間
1. 鍋にブラックニッカクリア、水、しょうゆ、砂糖を入れて強火にかけ、煮立ったら火を止めて冷まします。
2. 半熟卵を密閉できるビニール袋に入れ、上から冷めた1の液を入れます。
3. 漬かった状態で8時間程度置き、取り出して器に盛りつけて出来上がりです。
最初の疑問として「果たしておいしいのか?」と半信半疑でしたが、案外普通に漬け卵でした。一度煮立たせたことでアルコール成分が飛び、残ったウイスキーの香りや独特の旨味がほんのりと卵に残っているという感じです。思っていたほどウイスキーの味や香りはしないので、おいしい漬け卵です。今回は卵が小ぶりでしたので少し火が通りすぎていますが、お好みで調節してみてください。
今回初めて知りましたが、2月1日は「ゆでたまごの日」なのだそうです。「ゆでたまごで毎日をちょっと幸せに」をテーマに活動している「一般社団法人日本ゆでたまご協会」が制定したもので、「ニワトリ(2)、たまご(0)、ひとつ(1)で料理として成り立つ」ことが由来とのことです。ちょっと無理があるような気がしないでもないですが(笑)、大抵の記念日は語呂合わせですしね。栄養豊富で知られる卵ですが、実は生よりも加熱した方が吸収率が高くなります。でも加熱によって壊れてしまう栄養素もあるため、生でもなく加熱しすぎてもいない半熟の状態が一番吸収されやすく栄養がしっかり摂れるのです。半熟卵がおいしいのは、こんな理由だったんですね。
あまりウイスキーの味は強くありませんが、漬け卵は漬け時間で味の深さが変わりますので、漬け込み時間を変えて楽しんでみるのもいいかもしれません。
ほぼ放置で作れますので、ぜひ作ってみてください!