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季節の食材を味わおう! 愛犬と一緒に旬のエンドウマメを楽しむレシピ

  • 2024.5.27
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春から初夏にかけて旬を迎える食材の一つが、ぷっくりふくれた豆が可愛いエンドウマメ。家庭菜園でも簡単に栽培でき、莢ごといただくサヤエンドウも美味ですよね。旬の食材は栄養価が豊富で価格も安く、何より美味しいのでぜひ積極的に食べたいもの。ハーバルセラピストの資格を持ち、ペットのための自然療法も学ぶ海野美規さんが、旬のエンドウマメで作る簡単献立2品のレシピをご紹介します。作るのは、豆ごはんと卵とじ。どちらも愛犬も一緒に食べられるメニューです。

旬のエンドウマメ

エンドウマメ

エンドウマメは春から初夏にかけて収穫できる野菜です。庭での栽培もそれほど難しくなく、可愛らしい緑色のサヤが実ります。

サヤエンドウ

もちろんスーパーでも、丸々とした緑色のエンドウマメが売られています。その緑色を見ると、豆ご飯を炊かなくては! と心が躍ります。

エンドウマメ

エンドウマメは、犬が食べても問題がない野菜とされています。生の粒のまま与えないこと、与えすぎないことに注意して、旬のエンドウマメを愛犬と一緒に楽しんではいかがでしょうか。

エンドウマメご飯

エンドウマメの種類

エンドウマメ

エンドウマメ(エンドウ)は、マメ科エンドウ属の植物で、エンドウの成長度合いや品種によって、異なる名前で呼ばれています。

エンドウマメ
右からサヤエンドウ、スナップエンドウ、実エンドウ。

・サヤエンドウ

エンドウを若いうちに採り、さやごと食べるもの。その中でも特に小ぶりなものは、「キヌサヤエンドウ」と呼ばれます。

・スナップエンドウ(スナックエンドウ)

グリンピースをさやごと食べられるように品種改良したもの。肉厚で甘みが強いのが特徴です。

・実エンドウ(グリンピース)

エンドウのさやの中の豆をある程度大きくなるまで成長させ、完熟する前のやわらかい状態の時に収穫したものです。

愛犬と一緒にエンドウマメのメニュー

エンドウマメご飯

<豆ご飯>

<材料>

  • お米 2合
  • エンドウマメ 100gほど

<作り方>

1.お鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩少々(犬が食べる場合、塩は少なめ)とエンドウマメを入れて、4〜5分ほど茹でます。

豆ごはん

2.豆が柔らかくなったら、火をとめてそのまま冷やします。

3.茹で汁と豆を分けます。

豆ごはん

4.お米を研ぎ、茹で汁と水を合わせて2合炊きの通常の水の量になるよう調整して、炊飯器で炊きます。

5.ごはんが炊けたら、茹でたエンドウマメを混ぜます。

<エンドウマメの卵とじ>

<材料>

  • エンドウマメ 50g
  • 卵 1個

<作り方>

1.お鍋に水を適量入れて沸騰させ、マメを入れます。

2.柔らかくなったら、溶き卵を流し入れます。

3.煮汁が少なくなったら出来上がり。

卵とじ

飼い主さんが食べる場合は、別のお鍋に取り分けて、醤油、みりん、だしの素などで味付けをしてください。

豆ごはん

いずれの場合も、マメは十分に柔らかくし、指で潰すなどしてから与えるなど、喉につまらせないように注意してくださいね。

注意! もふもふプッシュ

先日、新聞に気になる記事がありました。

「室内で飼うペットの思わぬ行動で火災が起きることがあると、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼びかけている」というものです。火災の原因は、犬がコンロの操作ボタンを押したために火がついて、周りの可燃物に燃え移って火災が発生したということ。こういった事故が増えているそうです。

ガスコンロの上に置かれたおいしいものにつられて、コンロの操作ボタンを押してしまう行動を、NITEは「もふもふプッシュ」と名付けています。犬や猫が、キッチンに自由に出入りできる状況だと、飼い主さんが調理しているところをいつも見ているということもあり、美味しそうな匂いはするし、ここからおいしいご飯は出てくるしで、コンロはとても興味がある、おいしい魅力的な場所と認識しているのでしょう。

我が家の愛犬あんは、お腹が空いている場合やお肉をジュージュー焼いている時は、コンロの下で待機していることがあります。調理している私のそばで、『早くください』というプレッシャーをかけてきます。でも、コンロやシンクに背伸びをして前足をかけることは、もう年齢的にもありません。ですから、もふもふプッシュは起きないと思っていますが、油断は禁物です。

ちょうど前足が届く大型もふもふや、よっぽどの食いしんぼうなもふもふ、まだまだ興味いっぱいの若いもふもふは、十分に気をつけてくださいね。

参考:朝日新聞(2024年4月26日)

Credit
写真&文 / 海野美規 - フラワー&フォトスタイリスト -

うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。

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