毎月大人ならではのステキなお部屋を拝見する「大人女子の住まい」。今回は、グラフィックデザイナー夏窓さんのお部屋へ。週末は友人たちを集め、おもてなしをするという居心地のいいカフェ空間に癒やされます。
House Data
所在地_武蔵小杉 住居歴_1年半 築年数_43年 住宅形態_賃貸 間取り_2LDK 家族_2人暮らし
好きなものを集めたハイセンスなこだわり空間
部屋を探す際の条件は“都内近郊”“南向きの部屋”“和室” とかなりこだわりが多かったと話す夏窓さん。
そんな彼女が見つけたのが築43年のこの物件。
和室とリビングの間の仕切りを取っ払うことで広々とした居心地のよい空間に。「和のアンティークも好きだしカラフルポップな北欧も好き。なので、ジャンルにこだわらず好きなものだけを集めています」という言葉の通り、さまざまなテイストが集まりながらも不思議な調和を生み出す空間に仕上げている。
週末には友人たちが集まりホームパーティを開くことも多いのだとか。「みんなが集まるカフェ的空間という意味を込めて“よしなにハウス”という名前をつけています。勢い余ってよしなにハウスのロゴもデザインしちゃいました(笑)」。
自宅で仕事をすることが多い夏窓さんのデスクは和室の押し入れをアレンジ。「高さもちょうどよく、仕事もはかどるお気に入りの場所です」
ユニコのソファの下には、中東のヴィンテージラグを。テレビの無骨感を払拭するテレビカバーはマイトンのブランケットを使用。
“よしなにハウス”のロゴを配したのれんの下には日本製のキャビネット。「両サイドがガラスなので、中身を見せる収納にピッタリ。好きなお皿を並べています」
押し入れの上の段をデスクにアレンジ。
和室の一角。イサム・ノグチのakariをはじめ、浜辺で見つけた石などをレイアウト。
フランス発のブランドWe Are Rewindのカセットプレイヤーをブルートゥースでスピーカーにつなげて音楽を聴いているそう。
冷蔵庫や押し入れの中はポストカードやステッカーでアレンジ。
心が和む植物も少しずつ増やしている最中。
【夏窓さんのとっておきShop!】
D&DEPARTMENT TOKYO
ディアンドデパートメント トウキョウ
「全国の伝統や工芸にスポットを当てて、長く使えるものをテーマにアイテムをセレクトするコンセプトショップ。家具や生活用品をはじめ、写真集などの書籍など幅広いアイテムが揃っています。リビングのカフェテーブルはこのショップで購入しました!」
Data
Instagram @d_d_tokyo
夏窓さんプロフィール
フリーランスのグラフィックデザイナー&イラストレーター。映像プロデューサーのリュウ氏との2人暮らし。
夏窓Instagram @nd_kamado
よしなにハウスInstagram @yoshinani_house
撮影=松橋晶子 取材・文=佐藤玲美 間取り図=ジェオ
※InRed2024年6月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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