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『愛の不時着』を超えた! キム・スヒョンの泣き演技も必見のロマコメが大ヒット

  • 2024.5.26
『愛の不時着』を超えた! キム・スヒョンの泣き演技も必見のロマコメが大ヒット
今週のNetflix TOP10(日本/TV)8位『涙の女王』

『涙の女王』がNetflix TOP10に10週連続ランクイン

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、視聴時間で人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今週は、日本(TV)より、10週連続でランクイン中の韓国ドラマ『涙の女王』をピックアップ。“『愛の不時着』超え”と話題の大ヒット作の人気の理由とは?

Netflixシリーズ『涙の女王』は、『愛の不時着』を手掛けた脚本家パク・ジウンの新作で、『私の解放日誌』のキム・ジウォンと『サイコだけど大丈夫』のキム・スヒョンがW主演を務めるロマンティック・コメディだ。

高慢な令嬢妻にブチ切れ寸前の泣き虫夫

キム・ジウォンが演じるのは、財閥の3代目で“デパートの女王”と呼ばれる高慢な令嬢ホン・ヘイン。対するキム・スヒョンが演じるのは、田舎出身で泣き虫で平社員のペク・ヒョヌ。ドラマの開始時点で2人は結婚していて、ヒョヌは誰もがうらやむ“逆玉”だが、横暴なヘインにヒョヌはブチ切れ寸前、結婚3年にして離婚を考え始めていた。

絵になる2人の主演作ということで、恋が成就するまでの紆余曲折を描く胸キュン系かと思いきや、いきなり倦怠期のいがみ合いで始まるという展開に意表を突かれる。高慢な妻VS耐える夫のやりとりがコミカルだが、ヘインに難病が発覚するとムードは一転し、ヘインの前に謎めいたイケメンが現れると、ヒョヌは三角関係を疑って嫉妬心に苛まれていく。さらに、記憶喪失、裏切り、復讐と、次々と大きな危機が起こり、2人の関係も少しずつ変化していく。

ドラマティックな要素をあれもこれもと詰め込んでいるにもかかわらず、テンポがよく、引き込まれていく。夫婦を演じたキム・ジウォンとキム・スヒョンの相性もばっちりで、ドイツでデートするシーンはとても美しい。泣き虫設定のスヒョンが見せる、さまざまな泣きの演技も必見だ。

『愛の不時着』を超える視聴率を記録!

そして、謎の男ユン・ウンソン役を演じているのは、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』のクズな役で大ブレイクしたパク・ソンフンで、本作でもしっかりと爪痕を残している。

韓国ドラマの魅力を濃縮したような本作は、もちろん大ヒット。韓国内では、『愛の不時着』の記録を超えて、ケーブルテレビ局のtvN局歴代最高の視聴率を達成した。この春に韓ドラファンを熱狂させた倦怠期カップルの愛の行く末を、ぜひ見届けてほしい。(文:K)

【Netflix日本Top10(TV)/ 5月13日~5月19日】
1位『「鬼滅の刃」柱稽古編』
2位『怪獣8号』
3位『両刃の斧』
4位『アンチヒーロー』
5位『WIND BREAKER』
6位『忘却バッテリー』
7位『Destiny』
8位『涙の女王』
9位『転生したらスライムだった件(3期)』
10位『ヒーローではないけれど』

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