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ジゼル・ブンチェン43歳がブラジリアン柔術から得ているもの

  • 2024.5.25

ジゼル・ブンチェンは、ネットフリックスで放映されたコメディ番組『The Roast of Tom Brady』の内容に不満を隠しきれない様子。

現地時間の5月5日、ネットフリックスはスーパーボウルで7回優勝のスーパースター、トム・ブレイディを2時間半にわたって笑いものにする生放送番組を放映した。この番組ではコメディアン、トムの友人、有名人が彼のことを散々からかったあげく、元妻であるジゼルや彼女がブラジリアン柔術にハマっていることまで笑いのネタにしてしまった。

ケヴィン・ハートを含む何名かは、ジゼルが柔術インストラクターのホアキム・ヴァレンテと交際しているという事実を持ち出した。これはよくない。

「ジゼルはトムに“リタイアするか、別れるか”という究極の選択を突き付けた。でも、(1シーズン17試合で)8勝9敗という(本当は良くないけれど冗談で)良い成績を収めるチャンスがあるのなら、それを逃すわけにはいかないだろう」と言ったケヴィンは、トムがニューイングランド・ペイトリオッツからタンパベイ・バッカニアーズに移籍したことで、長年連れ添ったコーチのビル・ベリチックを痛い目に遭わせたという話も持ち出した。「たまにはコーチに一発かましてやらないと。君の他にもそうした人がいる。ジゼルだよ。あの空手男に一発かました」

ケヴィンの猛攻はここで止まらず、「頼むよ、トム。NFL史上最も賢いクォーターバックの1人と言われる君がなぜ、こうなることを予測できなかったんだ? ジゼルは1日8回空手のレッスンを受けても白帯のまま。アザがケツにしかない時点で、みんな気付くべきだった」とまで言った。

コメディアンのジェフ・ロスもジゼルと柔術の話を持ち出し、「(スーパーボウルの勝者に贈られる)指輪をあれだけ持ってるんだから、それを溶かして剣を作り、あの柔術の先生からジゼルを取り戻す旅に出ればいいのに」と言ってトムをからかった。

もちろんジゼルは、こういうジョークを面白いと思わなかった。5月7日、ジゼルの情報筋が『People』誌に語ったところによると、彼女は「日曜夜の番組で自分の家族がぞんざいに扱われたことに深く失望している」らしい。

「例のごとく(ジゼルにとって)何よりも大切なのは、今回放映された無責任なコンテンツの影響を受けた子どもたちを支えることです」と情報筋は付け加えた。

それはそうとして、ここまで来るとさすがに気になる。ジゼルは一体何のために、どのようなトレーニングを受けているのだろうか? アメリカ版ウィメンズヘルスから見ていこう。

ジゼルは2021年に柔術のトレーニングを開始した

ジゼルは2021年12月に柔術のトレーニングを始め、1年以内に青帯を取得したことを『Dust Magazine』誌に明かしている。「私は熱血的なタイプだから、自分が楽しいと思うことには全力で取り組む」

確かにジゼルはインスタグラムのリールでも、インストラクターのヴァレンテ・ブラザーズと格闘する姿を披露していた。

ジゼルは自分の息子を柔術教室に連れて行き、自分も習ってみたいと思ったことがきっかけで柔術を始めたそう。

「(自分の息子を)初めて教室に連れて行ったときにホアキムと話をして、柔術が単なる護身術ではないことに気付いた」と『Dust Magazine』誌に語ったジゼル。柔術の精神は「私自身が信じているもの、この人生に求めているものと一致していた。成長を経て最高の自分になるための道筋になると思った」

現在のランクは紫帯

ジゼルがインスタグラムに投稿した写真や動画をもとに『People』誌が報じたところによると、現在43歳の彼女は2023年に紫帯に昇段した。

その動画には、新しい帯を手にして満面の笑顔で手を振るジゼルの姿が映っている。息子のベンジャミンくんと娘のヴィヴィアンちゃんと寄り添っている写真には、「マットの上でも外でも役に立つ素晴らしい術を私たちに教えてくれてありがとう」というキャプションが付いていた。

ブラジリアン柔術のランクは5段階で、紫帯は上から3つ目(最高ランクは黒帯)。

ジゼルとインストラクターのホアキム・ヴァレンテは2023年に交際を開始した

ジゼルと子どもたちはヴァレンテ・ブラザーズからトレーニングを受けており、ホアキム・ヴァレンテは同家3代目の柔道家。ジゼルとホアキムの交際の噂が浮上したのは2022年。コスタリカを旅行中に撮られた写真がきっかけだった。

当時のジゼルは交際を否定しており、2023年3月の『Vanity Fair』誌に対しても「生憎いまは離婚したばかりだから、マスコミは私を何にでもくっ付けたがる」と語っていた。

ジゼルに近い情報筋は、このカップルは2023年6月に「まずは友達として」交際を開始したと『People』誌に語っている。でも、『Page Six』誌によると、トム・ブレイディ陣営はジゼルとホアキムが2021年に交際を開始したと主張している。

柔道を始めてからは自分が頼もしく思えるようになった

ジゼルは柔術のトレーニングから得られるメリットを繰り返し語ってきた。2022年には自身のインスタグラムにホアキムとスパーリングをしている動画を投稿し、キャプションで次のように述べている。

「ツールボックスに入っているツールは多ければ多いほど良いと思う。護衛術を習い始めたことで自分が強くなった気がする。前より自分に自信がついて、自分が頼もしく思えるようになった。これはすべての人にとって重要なスキルだと思うけれど、私たち女性にとっては特に重要。ヴァレンテ・ブラザーズの素晴らしい先生方に感謝します。トレーニングを楽しいものにしてくれてありがとう。これからの自分の成長が楽しみ。レッツゴー!」

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Korin Miller Translation: Ai Igamoto

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