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協働的な学びに欠かせない電子黒板「ミライタッチ」、奈良市立平城西小学校に導入

  • 2024.5.24
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環境ソリューション事業・ITソリューション事業・家電・機器部品事業の3事業を展開している「さつき」は、電子黒板「MIRAI TOUCH(以下、ミライタッチ)」を、奈良市立平城西小学校に導入した。

「ミライタッチ」を難なくこなす子どもたち

「ミライタッチ」は、使う人(健常者、障がい者、老若男女、ITが苦手な人)を限定せず、誰にとっても使いやすいと感じられるような「インクルーシブ電子黒板」をコンセプトに据えた製品。

「書く」「消す」「映す」を簡単に操作できるため、ICT機器に苦手意識を持った先生でも直感的に利用できる。

奈良市立平城西小学校が「ミライタッチ」を導入した背景には、GIGAスクール構想で、日本全国で情報活用能力を高めるために授業改革が求められるようになって数年経ち、子どもたちが1人1台の情報端末(iPadやChromebookなど)を使って、個別最適化された学びや協働的な学びを実現させたいと考えていたことにある。

「ミライタッチ」導入後の子どもたちの変化について、同校の柴田校長と藤川教諭は、「子どもたちにとって、ミライタッチはごく自然で、当たり前なもの」とコメントを寄せた。

教室の前方にある「ミライタッチ」の画面と手元のChromebookの画面を交互に見ながら進んでいく授業に、子どもたちは抵抗がなく、以前からこんな授業をやっていたかのように難なくこなしているそう。

子どもたちは、黒板やデジタル機器の違いを感じている次元ではなく、必要なコミュニケーションに合わせて、学び方を無意識に変化させることが分かったという。

子どもたちの感覚に技術が追いついてきた

また、同社は、奈良教育大学教職大学院の小﨑准教授にも「教育における情報化推進の観点からミライタッチの導入で見えたこと」について話を聞いている。

小﨑准教授は「子どもたちにとって、従来の黒板とミライタッチを使って行う授業は、どちらも変わらないと感じているんですよね。黒板よりもミライタッチの方が多機能で、便利なことがたくさんあるのですが、それは子どもたちにとって特に驚くべきことではなく、ごく自然に受け入れてしまっているという点が注目です。もしかすると子どもたちがもっている感覚に、技術がだんだん追いついてきたと言ったほうが、正しく言い表せているのかもしれません。」とコメントを寄せた。

また、小﨑准教授は「これからコミュニケーションの仕方にも変化が出てくるでしょう。これまで電子黒板と呼ばれていたICTは、黒板の域を超えているので、子どもたちの協働的な学びに欠かせない“コミュニケーションボード”と呼ぶべきだと思います」と加えている。

同社は今後も、ユーザーの声を反映しながら、さらなるICT環境の発展に貢献していくという。

さらなるICT環境の発展に貢献していく「さつき」の取り組みを、この機会にチェックしてみては。

ミライタッチ:https://mirai-touch.com さつき:https://www.satsuki.co.jp 奈良市立平城西小学校:https://mirai-touch.com/case/1035

※本記事に記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

(江崎貴子)

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