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【韓国留学】メイクの最先端で3カ月のキャリア修行

  • 2024.5.24

「仕事を休んで留学します」――。仕事仲間でヘアメークの室橋さんのInstagramでお知らせがあったのが半年前。キャリアのあるCLASSY.世代が自らの意志とお金で留学するってどういうこと?いろんなパターンを取材しました。

ヘアメークとしての強みを補強するため、仕事を休んで留学に踏み切りました

室橋佑紀さん/ヘアメーク・33歳
ブライダルの専門学校に1年間通い、メークスクールでヘア&メークの基礎を学ぶ。23歳で森ユキオ氏に師事。約1年のアシスタント期間を経て、24歳でデビュー。韓国ビューティに精通し、韓国コスメやメークの企画を数多く担当。

 

【期間】2023年9月〜11月
【場所】世宗大学校 国際教育院
【費用】約100万円(エージェント70万、生活費30万)

留学中、絶対に乗ると決めていた釜山のスカイカプセル。

チョンロ3街駅近くにあるカルグクスとポッサムの人気店。中間試験後、友人とプチ打ち上げ。

通学前にコーヒーをテイクアウトしていたカフェからの景色。

終業式の日に担任の先生と。成績優秀者の証書をいただきました。

終業式後、歌サークルのみんなでお疲れ様の円陣を組んで記念撮影。

期末テストを終え、クラス全員で最後の文化授業で訪れた景福宮。雨で極寒だったのもいい思い出に。

室橋さんに聞きました!CLASSY.世代からの海外留学ってどうですか?

《語学以外にも学びや気付きが多かった留学。得たことをキャリアに繋げられるように好きを追及し続けたい》
20歳の頃から留学願望はありましたが、本格的に考え始めたのは30代に入ってから。コロナ禍もあり、この先何をやりたいのか、自分の強みは何か、と向き合う時間が増える中で、「今の仕事だけをしていたら、何も見えない」と思ったことがきっかけです。韓国好きが高じて、韓国メークの企画をいただくようになったものの、それを強みと言うには弱い。

もっと語学力を高めたり、韓国コスメや文化の知識を深める必要があると感じて、仕事を休んで留学を決意。ちょうどその頃、韓国のメーキャップアーティスト、シン・ギョンミ先生に「あなたともっと会話できるようになりたい」と言われたことにも背中を押されました。仕事を休むことに不安もありましたが、「一旦手放してリセットされても、また新たな気持ちで頑張れるはず」と前向きに捉えていました。

学校選びでこだわったのは、なるべく日本語に触れない環境であること。ビューティのトレンドもキャッチしたかったので、都心に近い立地も意識。3ヵ月の短期留学でしたが、視野が広がり、物事を多角的な視点で考えられるようになったと思います。また、人を頼ることの大切さにも気付きました。留学中に使ったスキンケアで蕁麻疹が出てしまい、現地の知り合いにお願いして病院に連れて行ってもらったことがあったんです。

留学前の私は、申し訳なくて人を頼れないタイプ。慣れない土地でのトラブルを経験して、周りに助けを求めてもいいんだ、と思えたのは大きな変化です。語学以外にも学びや気づきを与えてくれた留学。留学で得たことを生かせるように、これからも好きを追求し続けたいです。

取材/坂本結香、飯室紗季 編集/小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.

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