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窪塚愛流&蒔田彩珠、W主演映画「ハピネス」が舞台挨拶を開催 窪塚のサプライズメッセージに蒔田が目を潤ませる

  • 2024.5.24
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 窪塚愛流&蒔田彩珠W 主演映画「ハピネス」が舞台挨拶を開催 (C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会
窪塚愛流&蒔田彩珠W 主演映画「ハピネス」が舞台挨拶を開催 (C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

【写真】映画「ハピネス」の舞台挨拶に登壇した窪塚愛流&橋本愛

窪塚愛流と蒔田彩珠がW主演を務める、映画「ハピネス」(全国上映中)の公開記念舞台挨拶が新宿ピカデリーで開催された。窪塚(国木田雪夫役)、蒔田(山岸由茉役)、橋本愛(国木田月子役)、山崎まさよし(山岸英生役)、吉田羊(山岸莉与役)、篠原哲雄監督が登壇した。

映画公開後にエゴサーチする窪塚愛流&蒔田彩珠&吉田羊

公開を迎えた今の気持ちを窪塚は「自分が今まで演じてきた中で、本当に追い詰められながら演じた作品。本当に公開を迎えられるのかという不安がありましたが、家族や友人から『よかったよ』という反響もあって、Xでの感想もお見かけして、本当に公開を迎えられたんだなと実感しています。とても嬉しいです」と話した。

蒔田は「たくさんの方に観ていただけて嬉しいですし、私もXで毎日エゴサーチしています(笑)。一番嬉しかったのは、母からの感想で『羊さんとの関係性が実際の私たち(親子)にも似ている。由茉が明るくふるまえるようなこんな素敵な人(雪夫)と結婚してほしい』という声でした」と述べた。

山崎は「今回父親役、夫婦役をやったのが初めて。これまでは犯罪者役などばかりだったのですが(笑)」と笑いを誘うと、「吉田羊さんと共演が出来て、そして僕も実際に娘がいるので感情移入が半端なかった。僕の泣き顔をいっぱい拝めると思います」と会場を沸かせた。

吉田は「私も#ハピネスでエゴサーチするのですが、その中でも一番多いのが『実際、自分が親だったら、こんなに達観できないという感想。そういう方々にも、この映画のラストを観て色んな感情を受け取っていただいて、こういう家族の寄り添い方もあるのかなという形でたくさん感想を聞かせていただけたら嬉しいです」と話した。

篠原監督は「余命わずかな登場人物の物語ではあるが、『ハピネス』というタイトルなだけあって、観ながら感情の起伏があるが、最後には『観てよかった』と幸せがもたらされるようにと願って作った作品。楽しんで観ていただければ」とメッセージを送った。

 窪塚愛流&蒔田彩珠W 主演映画「ハピネス」が舞台挨拶を開催 (C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会
窪塚愛流&蒔田彩珠W 主演映画「ハピネス」が舞台挨拶を開催 (C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

窪塚愛流&蒔田彩珠が互いにメッセージ「大きな支えになっていた」

また、劇中ではキャスト全員がロリータファッションに挑戦していることについて言及。余命わずかな由茉が、残り少ない日々を悔いなく過ごすために憧れのロリータファッションで自分らしさを表現しているように、“自分らしさ”を表現するものは何か聞かれると、橋本は「ファッションです。外に向けて自分はこういう人間なんだということを表現することができるし、自分の気分が服によってすごく変わることもある。第二の皮膚のようなものです」とロリータファッションを貫く月子の役柄へも共感を見せた。

蒔田演じる由茉の母役を演じた吉田が窪塚・蒔田と共演した感想について聞かれると、吉田は「由茉が雪夫に拒絶され、感情を吐露する一発撮りのシーンがあったのですが、そこでものすごい集中力で一発OKを出して、すごい集中力だなと」と話し、窪塚については「雪夫の感情が溢れ出すシーンでは、『もう一回やらせてください』と何度もテイクを重ね、苦しみもがきながらも自分の納得するところに到達しようとされている姿が、このファンタジックな物語に説得力を出していると思いました」と答えると、蒔田も感無量の面持ちで笑顔を見せた。

そして窪塚から、サプライズとして一緒に主演を務めた蒔田をはじめとした共演者へのメッセージが読み上げられた。窪塚は、「未熟者の自分にこんな素敵な大役を与えてくれてありがとうございます。こんなにも心が揺れる役を演じられたのは間違いなく自分だけの力ではありません」と感謝を伝えた。

蒔田へは「蒔田さんの存在が大きな支えになっていた。蒔田さんからにじみ出る魅力や撮影当時も今も学んだことを、これからも一生大切にしていきたいです」と続けた。それを受け蒔田は、「ウルっと来ちゃいました。私も恋愛ものが初めてで、やる前もドキドキしてたのですが、今回相手が愛流くんでよかったなって思っています」と目を潤ませた。

最後に窪塚は「この作品で雪夫を演じることで、今まで見つけられなかった幸せを見つけることが出来ました。そんなふうに、劇場にお越しいただく皆さんに『ハピネス』を通して、皆さまのそれぞれの人生の幸せを見つける支えや手助けになったらいいなと思います。今日から、皆さまにたくさんの幸せが巡ってくることを心から願っています」と力強いメッセージを送り、拍手喝采の中、舞台挨拶は終了した。

 窪塚愛流&蒔田彩珠W 主演映画「ハピネス」が舞台挨拶を開催 (C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会
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